シルク・ドゥ・ソレイユとアウトリガーのプロデュースによる「アウアナ」がワイキキで12月末にデビュー｜ハワイの最新ニュース

アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテルで上演されるシルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテイメント・グループ待望のハワイ初常設公演「アウアナ」は、2024 年終わりから開始することを発表しました。

芸術性を追求した独創的な作品であるアウアナは、ハワイの歴史を重視しながらアクロバットとハワイ伝統芸能を融合させたこれまでに例のないショーです。ハワイのライブエンターテイメントの新しい幕開けです。

作品のタイトルである「アウアナ」は、ハワイ語でおおまかに”さまよう”や”歩き慣れた道をはずれる”、”新たな旅に出る”といった意味を持ちます。文化クリエイティブ・ディレクターに Dr. アーロン・J・サラー、ディレクターにニール・ドーワード、そして地元コミュニティーの声を反映させるため、コスチューム・デザイナーにはマナオラ・ヤップ氏、クム・フラのヒヴァ・ヴァーン氏も起用し、きめ細かな監修を行い、ハワイ独自のモオレロ(物語)と、歴史的な出来事を様式化した描写を通して、観客が日常にはないスリリングな感覚を味わえるこの作品を「アウアナ」と名付けました。

現在、制作途中の「アウアナ」は、繊細で、詩情あふれるハワイ独特の世界観を表現しつつ、シルク・ドゥ・ソレイユが得意とする息をのむようなアクロバット、ドラマチックなストーリー展開が盛り込まれます。これらの芸術性をひとつに融合させたハワイ唯一無二のエンターテイメント体験になることは間違いないでしょう。

「わたしたちがイメージする『アウアナ』は、フラ、音楽、コメディ、そしてシルク・ドゥ・ソレイユ独特なアクロバットなどのパフォー
マンスを盛り込んだ斬新で魅力あふれるストーリー展開で、ハワイの島々をより身近に感じさせてくれるショーです」とディレクターのドーワードは述べています。「ハワイという土地とそこに暮らす人々を尊重しながら、観客を現実にとらわれない自由な物語の世界に誘います。ハワイ内外の皆様にこうして『アウアナ』をお披露目できることをとても嬉しく思います。」

舞台衣装に使われる布は、自然要素をネイティブハワイアンの解釈を反映させて織り上げたもの。ハワイの風景に欠かせないこうした要素が色や質感、プロジェクション技術、サウンドを通じて具現化し、国際的にも地元ハワイでも高い評価を得るシルク・ドゥ・ソレイユのダンサーたちの感性によって、ハワイの豊かな文化を讃美する壮大な作品に昇華するのです。

これまでに例のないショーのデビューは、数々の伝説が残るワイキキのエンターテインメントの系譜に新たな項目を加え、世界のワイキキの中心にあるアウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテルに興奮に満ちた躍動を呼び起こすでしょう。