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日米共催真珠湾攻撃戦没者追悼式典の開催

献花する兒玉総領事とバーネット米ハワイ方面海軍司令官

12月7日、真珠湾ヒッカム統合基地内フォード島において、在ホノルル総領事館と米ハワイ方面海軍との共催により、真珠湾攻撃戦没者追悼式典が行われました。

当式典は、2016年から毎年12月に、真珠湾攻撃で亡くなられた米国の軍人と市民約2,400名、日本軍人65名を追悼するために実施されています。

黙祷を捧げる参列者

真珠湾攻撃から83周年を迎える本年の式典には、イゲ前ハワイ州知事、ジャヤラム・ホノルル市長代理、レザーマン真珠湾国立メモリアル館長をはじめ、 米軍関係者、退役軍人団体、日系人団体、宗教関係者、博物館関係者等に加え、新潟県長岡市の磯田市長をはじめとする日本からの参列者もあり、全体でおよそ80名が参列しました。

式典では、冒頭、真珠湾攻撃で亡くなった方々の御冥福をお祈りし、参列者が黙祷を捧げました。続いて、米太平洋艦隊音楽隊による日米両国国歌が演奏されました。

兒玉総領事によるスピーチ
バーネット司令官によるスピーチ

続いて、兒玉総領事、バーネット米ハワイ方面海軍司令官のスピーチ、谷本世界連邦日本国会委員会事務局次長による衛藤征士郎第17代世界連邦日本国会委員会会長からのメッセージの代読、及びマルティネス太平洋航空博物館主任歴史家による基調講演がありました。

兒玉総領事から、真珠湾攻撃での犠牲者に心からの哀悼の意を表明するとともに、和解の力と尊敬の念により、83年を経た今日、日米両国は法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の中核をなすグローバル・パートナーとして、インド太平洋地域の平和、安定及び繁栄に貢献している旨述べ、本式典の継続を通じ、この真珠湾が和解と友情のシンボルとして将来の世代に記憶されることを祈念する旨述べました。

最後に、バーネット司令官及び兒玉総領事が献花を行い、式典は終了しました。

毎年、アリゾナを望む真珠湾ヒッカム統合基地内フォード島のバニアンツリーの下で
式典が執り行われている

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