
ワイキキから徒歩で行ける水族館~家族連れにおすすめのハワイ観光スポット
ワイキキ水族館の屋外に出るとまず目に入るのが、岩で囲まれた池のような展示「エッジ・オブ・ザ・リーフ」。約2万8000リットルの海水の中には、キイロハギやアオブダイ、チョウチョウウオのほか、ハワイの州魚で特徴的な模様が可愛い「フムフムヌクヌクアプアア」の姿も見られる。どれもハワイの海岸線に生息する生物たちだ。
オアフ島ワイキキには家族連れで徒歩で行けて気軽に楽しめる観光スポットが無数にある。1904年に開館し、1919年からはハワイ大学マノア校に属する機関として長い歴史を持つワイキキ水族館もその一つだ。
ワイキキのダイヤモンドヘッド側の海辺にあるこの水族館は、コンパクトながら子どもも大人も海とその生物の生態について深く学べる展示が多い点が人気・おすすめの理由。現在は絶滅危機に瀕するハワイアン・モンクシールなども含む約490種の海洋生物や植物が展示されている。
ワイキキ水族館の展示は地域や生物に分かれてわかりやすく番号が付けられている。展示や生物について詳しく学ぶためには入り口で音声ガイドを借りよう(無料)。日本語の音声ガイドもあり、生物の種類や生態などについて説明してくれるので理解が深まるはずだ。
ワイキキ水族館の屋外展示には、実際に水に手を入れて海洋生物について学べるインタラクティブのコーナーも。子どもから目を離さず、必ずボランティア館員の指示に従おう。
珊瑚礁とそこに生息する海洋生物の再現や、サメなど大型魚、ハワイ固有の魚、クラゲ、タツノオトシゴなど、ワイキキ水族館の展示の数々はどれもダイナミックで美しい。屋外にはヤドカリなどの生物に触れて学べるインタラクティブ・コーナーもある。随時イベントも開催しているので事前にウェブサイトでチェックしてみよう。
ワイキキ水族館館内の様子
水槽の中を優美に泳ぐクラゲ。刺されると痛いがその姿は神秘的だ
海の生物に触れてみよう。ワイキキ水族館のボランティアが指示するので子どもも安心
ゆったりと泳ぐタマカイは全長3メートル。珊瑚礁に生息する最大級の魚
体長1メートル近くに成長するシャコガイが圧巻!
ハワイの珊瑚礁に生息する美しい熱帯魚たち。ココ・ヘッドやカネオヘ湾、ハワイ島のコナ・コーストなど、 さまざまな地域の繊細で美しい珊瑚礁とその住民たちの様子が再現されている
ハワイ島西部コナ・コーストの珊瑚礁を再現した展示。鮮やかで美しい黄色と、くちばしのような筒状の吻(ふん)が特徴的な外見のフエヤッコダイは「ラウ・ウィリウィリ・ヌクヌク・オイオイ」という長いハワイ名を持ち、ハワイでは南端のハワイ島やマウイ島近海に多く生息する






オウムガイやタコ、タツノオトシゴ、色とりどりの魚など、珊瑚礁に生息する生態系を間近に観察できる貴重な展示が多数。家族連れのハワイ・オアフ島観光スポットとして人気でおすすめだ。
◎ワイキキ水族館 / Waikiki Aquarium
2777 Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815
☎ 808-923-9741
▶ 営業時間:毎日9:00am ~ 4:30pm
▶ Webサイト:www.waikikiaquarium.org
(’Eheu Summer 2016年号)
(Text: Kei Souma, Photo: ©Waikiki Aquarium)
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