気軽にポリネシア諸島の体験ができる観光スポットとして人気の、体験型テーマパーク「ポリネシアカルチャーセンター」。ハワイ・オアフ島のノースショアに位置する広大な敷地に、タヒチ、フィジー、アオテアロア(ニュージーランド)、サモア、トンガ、ハワイの6つのビレッジを再現。
ハワイ・オアフ島の北東部に、ポリネシアの6つの地域を再現したユニークなテーマパーク「ポリネシアカルチャーセンター」がある。ハワイが誇る、50年以上の歴史を持つ文化遺産的価値のある場所だ。
そこはタヒチ、フィジー、アオテアロア(ニュージーランド)、サモア、トンガ、ハワイの6つのエリアに分けられ、それぞれの文化に即したユニークなアクティビティーが繰り広げられている。
なかでも、ポリネシアカルチャーセンターで1番の話題は、最新のカヌーショー『HUKI』だ。海を渡ってきた先祖が、苦労の末に島々にたどり着き、やがてポリネシアの偉大なる文化が形成されたという神話を、ラグーンを進むカヌーの上で、歌とダイナミックな踊りで表現する。島々の交易、戦争、同盟、そして最後には広大な海がポリネシアの人々の心を一つにしたという話を、主人公を中心とした演者たちが、激しく、時には笑いを誘いながら魅せてくれる。
ライエの空に暗闇のベールがかかる頃、ポリネシアカルチャーセンターでのフィナーレを迎えるに値する壮大なイブニング・ショー『HĀ:ブレス・オブ・ライフ』が始まる。総勢100名ものキャストが魅せるステージは、ハワイのルーツを解き明かすストーリー仕立て。主人公のマナが、ハワイ、トンガ、ニュージーランド、サモア、タヒチ、フィジーのポリネシア文化を通して、人生の喜びや試練を経験する姿が描かれる。誕生、学び、青春、結婚、戦い、死、そして、子どもの誕生という人生において経験する普遍的な出来事をアニメーションやダンス、音楽により表現。文化や言葉が違っても、誰にでも理解しやすいように作られた感動の一大スペクタクルだ。
ショーの前に、ライエの特産品を始め、ポリネシア各地で受け継がれてきたグッズが並ぶ「フキラウ・マーケット」で買い物を楽しんでおけば、ハワイで経験したいエンターテインメントのすべてが体験できたと満足するはずだ。
ポリネシア・カルチャー・センターの一角にある、古き良きハワイを体感できる新スポットが「フキラウ・マーケット・プレイス」。1940年代のライエの街を再現したノスタルジックな雰囲気のなか、買い物と食事の両方が同時に楽しめる。入場料は無料なので、気軽に立ち寄ってみたい。
◎ ポリネシア・カルチャー・センター / Polynesian Cultural Center
55-370 Kamehameha Hwy., Laie
☎ 808-924-1861
▶ 営業時間:月~土曜 12:00pm-9:00pm
▶ 休園:日曜、クリスマス、感謝祭
▶ 料金:デイパッケージ/入場料・日本語ガイド・園内ツアー・夕食・イブニングショー$86.95~$239.95、ナイトパッケージ/ビュッフェ・イブニングショー$104.95~$139.95
※価格は変更の可能性あり
▶ ポリネシアカルチャーセンターの公式Webサイト:www.polynesia.com
送迎バスによるポリネシアカルチャーセンターへの観光ツアーに参加
ワイキキのホテル、もしくは最寄ホテル(アラモアナホテル、ハイアットリージェンシーほか)まで送迎バスを頼むことが可能です。
タクシー/レンタカーでの行き方
・ノースショア経由:H1→H2、またはH1→99号(カメハメハ・ハイウェイ)でノースショアへ。ハレイワ、ワイメア、カフクなどを通ってオアフ島の最北端経由で南下、ポリネシアカルチャーセンターへ向かいます。
・カネオヘ経由:H1→63号(リケリケ・ハイウェイ)→83号(カメハメハ・ハイウェイ)でカネオヘを通ってオアフ島の東側から北上してポリネシアカルチャーセンターへ向かいます。
(’Eheu Spring 2019号掲載)
※このページは「‘Eheu Spring 2019」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。