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新しいデザイナーズリゾート「アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチ」

アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチ
海を見下ろせるプライベートカバナは心と身体を解放してくれるくつろぎの空間

ハワイ文化を大切にしたデザイナーズリゾート・アロヒラニがワイキキに誕生

5年の年月と約125億円をかけて丁寧に改装し、2018年春にハワイ色が色濃く反映されたオープニングイベントが行われた「アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチ」(以下、アロヒラニリゾート)。
 

アロヒラニ:デッキ
陽が沈んだ後のアロヒラニリゾートのプールデッキは大人の社交場に変身する

アロヒラニリゾートのある場所は、リリウオカラニ王女のビーチサイドコテージの跡地。高い吹き抜けと木肌を活かした柱が象徴的なロビーには、ハワイアンの首長が身につけた羽のコート‘Ahu‘Ula(アフウラ)が展示され、チェックインカウンターに立てば、ハワイのサンゴをモチーフにしたアート作品が出迎えてくれる。

アロヒラニ:プール
サンセット後の刻々と色が変わるマジックアワーも必見の美しさ

アロヒラニリゾートのプールはワイキキビーチをのぞむ温海水のインフィニティー型で、広々としたデッキには、プライベートカバナやファイヤーピットがあるラウンジバー「スウェルバー」が。ヘルシーなスムージーで朝をスタートさせ、オリジナルカクテルを片手ににぎやかに盛り上がれる夜を演出してくれる。
 
客室も共用部分もハワイらしさは大切に意識しつつ、ミニマライズされた穏やかなトーンの落ち着ける空間にまとまっている。

アロヒラニ:ロビー
高さのある天井までいっぱいに広がるサンゴモチーフのアート

ワイキキビーチもダイヤモンドヘッドも楽しめるアロヒラニリゾートの客室

アロヒラニ:客室からのワイキキビーチ

アイボリーやベージュ、茶色など、落ち着いたトーンですっきりとハイセンスにまとめられたアロヒラニリゾートの客室からは、遮るもののない青く広がるワイキキビーチや、絵に描いたようなダイヤモンドヘッドが見渡せる。アメニティーはハワイらしい素材を使った自然な香りのマリエ・オーガニック製で、気持ちが癒されていく。
 
部屋の外に出れば、日中のインフィニティープールはワイキキビーチに溶け込むように広がる。広々としたオープンエアデッキに炎が揺らめき始める夕刻からはまた違った美しさを見せ始める。何も考えずにゆっくりとホテル内で過ごす1日を、アロヒラニリゾート滞在中に作ることをおすすめしたくなる景色だ。
 
キッズプールに近接するキッズクラブ「モンキーポッドキッズクラブ」は、アロヒラニリゾートのホテルゲストだけのプログラム。専門スタッフからホテル館内の大きな水槽内の魚の解説を受けたり、フラやハワイ語を学んだり、ハワイらしい時間を過ごすことができる。夏までにはハワイらしいププ(おつまみ)やアルコールも楽しめる「ロングボードクラブラウンジ」も開設されて、よりゲストの希望に寄り添う滞在が叶うはずだ。

アロヒラニ:客室からのダイヤモンドヘッド

子ども目線でハワイ滞在がより楽しめる「モンキーポッドキッズクラブ」

2歳半から12歳の子どもが対象、アロヒラニリゾートのホテルゲスト専用キッズクラブ。5歳以上からは半日と終日のプログラムがあり、レイ作りや海洋生物の見学学習など、幅広い年齢に対応できるプログラムが揃う

モンキーポッドキッズクラブ:プールモンキーポッドキッズクラブ

◎モンキーポッドキッズクラブ
5階・キッズプール横 
▶ 営業時間:9:00~16:00
☎ 808-441-4878(日本語可)

さまざまな味と雰囲気が楽しめる5つものレストラン&バー

(Photos: Akira Kumagai)
 
アロヒラニリゾートのホテル内には、直営のレストランやバーが3つ、そのほかに、料理の鉄人の異名を持つ森本正治シェフによるワイキキビーチが見下ろせるファインダイニング「モリモト・アジア」と、居酒屋スタイルの「モモサン」が開業と同時にオープンして話題を呼んだ。

オーバー
◎オーバー / O Bar(1階)
コンチネンタルブレックファスト・コーヒーなど
6:00am~10:30am /11:30am~10:00pm(無休)
ハッピーアワー:2:00pm~5:00pm

前身のホテルでも親しまれていた巨大水槽は、化粧直しをして「オーバー」となり、今も28万ガロンの水をたたえている。食事やドリンクを取りながら、550種の色とりどりのハワイの海洋生物が目の前で優雅に泳ぐ姿を心ゆくまで眺められる。

◎スウェル プール&バー / Swell Pool & Bar(5階)
10:00am~11:00pm(無休)
ハッピーアワー:2:00pm~5:00pm

ワイキキで一番広いオープントップルーフバーとなった「スウェル プール&バー」はスムージーやフレッシュジュースからサンドイッチやサラダ、もちろんカクテルまでオールデイダイニングとしても楽しめる。

ライチ
◎ライチ / Lychee(2階)
朝食ビュッフェ:6:00am~10:00am(月〜金曜)
6:00am~11:00am(土・日曜)

地産地消メニューが豊富なアロヒラニリゾートの「ライチ」は水槽と吹き抜けロビーを臨む朝食ビュッフェ。色鮮やかなハワイのフルーツ、パンケーキやワッフルなど種類豊富で、見た目にも楽しい。少しずつたくさんの種類が食べられるように、ベーカリーの品々は一口サイズ。好みのオムレツも作ってもらえて、朝からパワーチャージできる。

オープンデッキのハイセンスな空間「ロングボードクラブラウンジ」

アロヒラニリゾートのクラブラウンジもオープンデッキ! もちろん雨を避けられる室内空間も充実。ラグジュアリーなプライベート空間で、ハワイらしい軽食やクラフトビール、ワインなどがクラブフロア滞在者にふるまわれる。

ロングボードクラブラウンジロングボードクラブラウンジ:デッキ

◎ロングボードクラブラウンジ
5階・スウェルバー横
▶ 営業時間:6:00am~10:00am/4:00pm~8:00pm

エンターテイメントが満載のアロヒラニリゾートのダイニング

水槽
アロヒラニリゾート自慢の水槽は、10時30分と2時30分には水槽内にダイバーが入る餌やりの場面がフォトジェニック
森本シェフ
森本シェフの上質エスニックのプレゼンテーションは、まさにエンターテインメント

オーバーの料理
「オーバー」の香草ソースが香り高いストリップステーキとローズマリーが効いたフレンチフライ。海関連の名前が付いたオリジナルカクテル。
スウェルの料理
「スウェル プール&バー」のヘルシーサラダとライトラムのラバフロー

ライチの料理
「ライチ」の朝食ビュッフェの品々。シグネチャーのクロワッサンとマラサダの融合・クロサダは外はパリッと、中はもっちりの新感覚。

リリウオカラニの遺志を継ぐ未来への取り組み、森の再生

絶滅が危惧されるハワイの固有種を復活させ、本来の生態系に戻すため、10万本のハワイ固有種の木々を植樹することを目指すアロヒラニリゾートは、ホテル開業と同時にノースショアにあるガンストック牧場に宿泊者の名前で木が植えられるプロジェクトをスタートさせた。景色の良い牧場内に自身で木を植えに行くツアーもあり、植えられた木にはチップが埋め込まれるため、遠くにいても植樹した木の成長を見守ることができる。

アロヒラニ:森アロヒラニ:牧場

アロヒラニ:外観◎ アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチ / ‘Alohilani Resort Waikiki Beach
2490 Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815
▶ Webサイト:www.alohilaniresort.com
 
(’Eheu Spring 2019号掲載)
 
※このページは「‘Eheu Spring 2019」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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