HAWAII NEWS NOW Weather Anchor ガイハギ｜サーフライダー〜ハワイの波を楽しむサーファーたち

素晴らしい友人たちも天気予報の仕事もサーフィンで得た人生の宝

14歳で始めたサーフィンは、私の人生の基盤となりました。

　大学在学中にサーフショップで働き始め、１９８０年頃からラジオ局でサーフリポートをスタート。インターネットがなかった時代なので、島中を巡りながら約20年間、波情報を伝えました。20年もの間、30分に１回、私の声が流れてくるので、私の声と名前はハワイですっかりおなじみに。誰かと話していると「あれ？その声知ってる」なんていわれることも、よくありました（笑）。

　波への興味が天気予報へと移っていったのは自然なことでした。１９９７年にテレビ局KHNLで朝の天気予報を担当することになり、今につながっています。まさに、サーフィンのおかげで今の自分があります。

　サーフィンを通して得た何よりも大切なものは、素晴らしい人たちとの出会いです。友情は人生の宝。彼らが、私の人生を築いてくれ、キャリアを助けてくれました。２人の子どもたちもサーフィンをするのですが、彼らがサーフィンを通して少しずつ人間関係を広げている様子を見るとうれしくなります。

　サーフィンは楽しいだけではなく、自然の威力に負けそうになったり、乗りたい波に乗れなかったり、思うようにいかないことも多々あります。でも良い波に乗れたときは最高に幸せになれます。それは人生も一緒。耐えなくてはいけないこともあり、良いチャンスをつかめば成功が訪れます。そんなことをサーフィンから学びました。

　今は、朝の番組を担当しているため午前3時から働いているので、サーフィンに行くのはもっぱら夕方。子どもたちを迎えに行って、海に向かいます。彼らと過ごす貴重な時間です。

　子どもたちが、サーフィンから良い影響を受け、良い人間に成長することが私のゴールの一つ。そして、これからも天気の情報を通してハワイの皆さんの安全を守っていくことが、私の大きな責務だと思っています。

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