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前号でもお話しましたが、確かにスマホなどの端末はとても便利な道具ですね。私が若い頃は、待ち合わせをして遅れても連絡するすべがありませんでしたが、今ではテキストや絵文字だけで本人に直接、簡単に遅れる旨を伝えることができます。自宅の固定電話に電話をかけないといけない時代でしたから、友達に電話をかけるときでも、ご両親が電話に出たらまずなんて言おうとドキドキしながら電話をかけたものです。
 写真を撮るにも大きなカメラを持ち歩き、現像するまで時間もかかるし、どんな写真が撮れているかも分かりませんでした。手紙も書いては消し、書いては消し…を繰り返しやっと送ることのできた手紙。相手に届くまでも、そして相手から返事が来るまでも時間がかかっていました。しかし、相手の字体を見ながら読む手紙は大変趣がありましたし、いつもいい意味でドキドキ、そしてワクワクして生活していました。今では、いい思い出ですね。
 ところで、便利な携帯電話には次々と新機能が追加され、今年8月には、米アップル社がインスタとフェイスブックにアプリ利用時間を管理できる新機能の導入を発表しました。このサービスを使えば、アプリ別に一日の利用時間を決めることができ、会議やイベントが終わるまでスマホが通知しない設定もできる他、アプリ別の通知の有無の設定もこれまでより簡単になるようです。
 最近では、生まれたときからiPhoneやiPadが身近にある子どもが増えました。レストランで食事したり、ショッピングをしているお子さん連れの家族を見ると、子どもが騒がないように、アニメやゲームをひどいときはイヤホンをせず、音が漏れたままの状態で、子どもに使わせている光景をよく目にします。
 また、アメリカの大学教授は、学生たちの長文読解能力が急速に落ちていることや、自己中心的な思考に陥りやすくなっていることを指摘しています(ニコラス Gカー著「ネットバカ」より)。最近では、わからないことがあればすぐにネットで検索できるため、人は深く思考する必要がなく、考えることを放棄し、短慮で自己中心的な若者層が増えてきているようです。人に会って話す時間をとり、会うための移動をすることなく、効率よく情報を得ることができるようになりましたが、それは思考の効率化を招き、もはや人は深く考えなくても良い「便利さ」も手に入れたのです。
 しかし、ここで声を大にして言いたいのは、時間をかけて相手に会いに行ったり、食事をしながら会話をする方が、メールで用を済ませるよりも、はるかにお互いの人柄や信用・信頼といった思いが伝わりやすくなります。人を雇うときも、実際に本人に会って話をしてみないとわからないことがたくさんあります。
 なんでも便利な時代だからこそ、その便利さを上手に取り入れつつ、ワクワクドキドキしながら生活していければ最高ですね。

(2018年12月1日号掲載)

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