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第24回【新しくワンちゃんを飼う皆さんへのアドバイス】

元気いっぱいマナちゃんです

 

  2026年2月をもって、当院も開院して、はや3 年が経ちました。本当にいろんな飼い主さんとのご縁に恵まれて、日々ありがたい気持ちでいっぱいです。これからも、よろしくお願いいたします。
 今回は、新しくワンちゃんを家族に迎える方がへ、獣医師として、そして一人の飼い主として、ぜひ最初に知っておいてほしいポイントを4つお伝えします。

①まずは食事について
 ワンちゃんの食事の基本はやはりペットフードを最低9割にすることを強くお勧めします。市販で売られているドッグフードは、健康維持に必要な栄養バランスがしっかり計算されているので、忙しい方も安心して与えられます。唯一気を付けなければいけないのは、「Grain-Free」と宣伝されている食事だけは、心臓病のリスクを考えると避けることが得策だと思います。人の食べ物や手作り食を足すこと自体は悪くありませんが、あくまで「少量のおまけ」程度に抑えましょう。特に体が著しく成長していく子犬への食事は、子犬用のドッグフードをあげることを絶対お勧めしています。

②次にトレーニング
 実はトレーニングは子犬だけでなく、何歳からでも始められます。「おすわり」や「待て」だけでなく、人や他の犬、環境に慣れることも立派なトレーニングです。人間社会で一緒に暮らしていくために、トレーニングはワンちゃんを縛るものではなく、守ってあげるための大切な手段です。加えて日常のケアが必要な部位である爪や歯などは、日々のトレーニングの一環として習慣化すればさらに良いと思います。

③そして医療費
 ここは現実的な話ですが、とても重要です。ペットの医療費、特に病気やけがの治療には上限がなく、数千ドルを超える高額になることも少なくありません。だからこそ、飼い始めたタイミングでペット保険を一度は検討することをお勧めします。必ずしも加入する必要はありませんが、もし入りたい場合は飼い始めの、他の病気などを発症する前が一番効果的になります。

④最後に定期検診
 最低でも年に1回の健康診断は忘れないでください。ワンちゃんは不を言葉で伝えられません。動物病院で、体重の変化、心雑音の有無、歯周病の観察など、定期的に診察をすることによって、早期発見することができ、それが結果的に長く健康に過ごさせてあげることにつながります。さらに、それぞれのワンちゃんによって適したケアの仕方も変わってくる可能性があるので、頻繁に獣医師にたくさん質問できるのも定期検診の利点です。

 この4つを意識するだけで、ワンちゃんとの生活は安心できてぐっと楽しくなりますので、ぜひ意識して愛犬との日々を満喫してください!

Dr. Makoto Sakamoto
獣医師(D.V.M)。大阪府出身。タフツ大学・獣医大学卒業。2023年共同オーナーとして『アイナハイナ・ベタリナリー・クリニック』を開業。

アイナハイナ動物病院
Aina Haina Veterinary Clinic
820 W Hind Dr. Ste, 1224 
Honolulu
TEL 808-453-5000
診療時間
https://ainahainavet.com

※このページは「ライトハウス・ハワイ 2026年3月」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。

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