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世界に誇る日本食、SUSHI。今、ハワイはすしがホントにうまいっ!!

日本が誇る食文化の一つ「すし」。東南アジアに起源を持ち、奈良時代に日本へ伝わり、江戸時代には現代のにぎりへと発展したとされています。今では世界中で愛されているすしの魅力は、ネタとシャリというシンプルな組み合わせを、職人の技によって最大限においしさが引き出された状態で味わえること。同時に、季節の移ろいを五感で楽しめること。すしのレベルがますます上がっているハワイなら、幸せなすし体験ができますよ!

知っておくと、おいしさ倍増! 満足度100%になる

すしのきほん

すしは堅苦しいこと言わずに好きなように食べる! が基本です。

とはいえ、ちょっとした作法や豆知識があると、より一層おいしく楽しくなるんです。

せっかくすしを食べに行くなら、〝すしのきほん〟をおさらいしてみませんか?

一、予約

●基本的に予約をしましょう。その際に記念日といった食事のシーン、アレルギーや苦手な食材、値段の確認、子どもの年齢制限について確認するとスムーズです。小さな子どもがいる場合は、テーブル席のみ対応する店も多くあります。

二、入店・着席

●アメリカでは香水をつけている方も多いのが実情ですが、おいしくいただくためには香水は控えましょう。

●カウンター席の場合、入口に近い方が下座です。希望があれば主賓が大将の正面に座るのもよいでしょう。

三、注文

●一品ずつアラカルトで注文する場合

一般的には白身魚など淡白なネタから、徐々に赤身や貝類といった濃い味へ注文していくとされ、この順番もお勧めですが、食べたい順にオーダーして全く問題ありません。最近ではおまかせコースでも、一貫目に大トロを提供する店もあります。満腹になってから好きなものを食べるよりも、好みのものを自分で好きなように順番を決めるのが一番です。

●おまかせコースの場合

おまかせは職人が旬のネタ、その日の仕入れによって新鮮なネタを緻密に取り入れて構成しています。職人が味のバランス、テンポ、量を考えて提供するので、その店の個性を知るにはおまかせをオーダーするのが最適です。少食の場合は、あらかじめ伝えると調整してもらえます。

四、食べ方

●手か箸か? という決まりはありません。ただ、すし屋になぜおしぼりが置いてあるのでしょう? 「手拭き」のためです。もともとにぎりずしは江戸時代に屋台から発祥し、手でつまんで食べていました。おしぼりのない当時は、帰りがけにのれんで手を拭いていったといいます。その名残で手で食べることが基本と考えられていますが、箸で食べてもマナー違反ではありません。好きなように食べましょう。

●手でも箸でも、食べ方はネタを舌の上にのせて一口でいただきます。しょうゆを付ける場合は横に倒して魚に軽く付けます。軍艦巻きは倒すとネタがこぼれることがあるので、ガリをしょうゆに付けてそれをネタの上に垂らすと美しく付けることができます。

●ガリを食べるタイミングは、にぎりずしを食べて次のすしを口に入れる前。口の中がリフレッシュされて次のネタを新鮮に引き立てます。つまみのように食べるのもNGではありませんが、本来のガリの役割は味覚のリセットです。

●すしは鮮度が命。出されたらすぐに食べると最もおいしい状態で味わえます。

五、会計・チップ

●店によってはおまかせコースのチップが決められている場合もありますが、チップは気持ちなので決まりはありません。一般的には夜は20〜30%、大満足をして100%というケースもあります。

取材協力:寿司いちか すし職人 河上けんさん

P12以降の「すし雑学」も読んでみてください。すしが、もっと楽しく、うまくなりますよ!

端正な江戸前寿司の技を味わう日本のすし屋

寿司いちか -ICHIKA-

 アラモアナに昨年オープンした『天ぷらいちか』の一角にカウンター7席を構える『寿司いちか』。あんどんが温かな光を灯す入り口から一歩足を踏み入れると、日本庭園をしつらえた空間が出迎えてくれる。

 ホッと心が休まる空気感に包まれて味わえるのは、2種類のおまかせすしコース。大将の河上けんさんは、東京銀座の高級寿司店で修業後、サンディエゴを経て、ハワイの老舗日本料理店で世界のVIPに江戸前ずしを握ってきた。

 おまかせコースは、いわばすし職人の腕の見せどころ。前菜、焼き物、茶碗蒸しなどの一品料理、味噌汁、にぎり、デザートを含む18〜20品のコースは、日本の四季を感じさせる食材で構成される。前菜3種、刺身の後に続くにぎりの一貫目は、あえて高級魚 富山のノドグロで、脂の甘みと身の旨みが押し寄せるインパクトあるスタートを切る。山形県産米つや姫に赤酢と白酢を混ぜたシャリを小気味良く握るにぎりは、すし下駄の上に置かれた瞬間スッと沈む。これぞ、うまいすしが見せる姿だ。

 愛媛産の本マグロの大トロ、北海道産のウニ、仙台のイシガキガイなどの旬の食材は、主に日本から取り寄せる。新鮮なネタに合わせる塩は、大粒で深みある味が特徴のモンゴル産岩塩を使用。それぞれの食材が持つ味わいを最大限に引き出し、ハワイで育てられたユズをさりげなく忍ばせるのも大将の粋な技の一つ。

 40年余り、すしを握ってきた大将が重きを置くのは、すしだけでなく接客だ。初めて訪れた客は、「店の雰囲気、ノイズレベルも申し分なく、スタッフ皆さんと大将が楽しい方で、素晴らしかった」と言い、毎週この店に通う客は、毎回出会える新鮮なおいしさと、交わす会話の楽しさに魅了されている。

 『いちか』が目指すのは、日本に行かなくても、ハワイで日本を感じ、味わえ、また戻って来たいと思う店。この空間で心のこもったサービスを受けながら、江戸前ずしを堪能しているうちに、ハワイにいることを忘れてしまうだろう。

40年余年すしを握ってきた熟練職人の河上けんさん。7席のカウンター席で、明るく気さくな河上さんと会話を楽しみながら味わえる
おまかせコースは、前菜、一品料理、デザートを含む 18 〜 20 品と、にぎりが中心のコースの2種類
③切り付けを目の前で見るのもカウンター席の醍醐味 ④絶妙なリズムで出されるにぎり ⑤存在感を大いに感じる富山のノドグロが、にぎりの一貫目 ⑥ふくよかな脂となって溶けた後も余韻を残す愛媛産本マグロの大トロ ⑦旬の魚介と野菜を少しずつ味わう前菜でスタート

おまかせコース

18 〜 20 品($160) 、

にぎり(10貫)が中心の13品($120)

料金は、 税金・サービスチャージ別。コース内容は季節によって変わります

住所:434 Piikoi St., Honolulu

TEL:808-341-0860

営業時間:5:30pm〜、7:30pm〜

    (寿司カウンター)

定休日:日・水曜(寿司カウンター)

駐車場:店の裏に有り

https://www.ichikahawaii.com/

伝統と革新が生むすしの饗宴

AMATERASU

 ポップアップを経て、昨年12月にアラモアナセンター1階に店を構えて以降、訪れる人の心を虜にしているすし職人、大宮秀夫さん。黒を基調に繊細なシャンデリアが輝く中、カウンターに置かれるのは、金箔で装われたすし下駄。ネタに合わせてシャリの温度を巧みに変えるにぎりは、口に入れた瞬間にネタとシャリが一体となって、魚の味わいと脂、シャリの甘みが、なめらかに溶け合っていく。鮮度を生かすネタと、熟成させてうま味を閉じ込めるネタを自在に操るコースは、ほんのり甘い九州のしょうゆとハラペーニョが香る煮切りじょうゆの漬けマグロ、ウニガーリックバターをふんわり利かせたエビなど、あふれる才能をとことん楽しめる。

東京、カリフォルニアやマイアミで経験を重ねたすし職人、大宮さん。店内はカウンター7席、テーブルは10席
黄金のすし下駄にのるにぎり。シャリは粘りの少ない石川と宮城の米に赤酢と米酢をブレンド

おまかせコース

ランチ($98)、ディナー($150)

住所:1450 Ala Moana Blvd.,1298 Honolulu  

TEL:808-570-4200

営業時間:11:00am〜2:30pm、

5:00pm~10:00pm 定休日:日・月曜

駐車場:アラモアナセンター

@amaterasushi808

多彩な料理が織りなすお得感あるコース

すし遊ハワイ

 長く地元に親しまれてきた店を昨年引き継いだ井伊栄一さん夫婦。タイムズスーパーマーケットを含む敷地内にある隠れ家的なこの店のおまかせコースは、すしだけでなく多彩な一品料理11〜12品で構成される。 刺身盛り、ホタルイカ、銀ダラの西京焼き、アサリの酒蒸しなどの魚介料理、茶碗蒸しに加えて、にぎり6貫の盛り合わせが続く。季節ごとに変わる大将の真心が込められた料理の数々を、日本の旅館で過ごしているかのようなほっこりした気持ちと一緒に堪能できる。10席のゆとりあるカウンター席の他、テーブル席も。BYOB(持ち込み料なし)。


:刺身や焼き物、すしなど、新鮮な魚介をさまざまな料理で味わえる 下:「記念日にご夫婦やご家族で来ていただきたい」と井伊さん

ディナー

おまかせコース11 〜12 品($110) /BYOB

ランチ・テイクアウト

アラカルト(ちらし$16〜)

住所:1296 S Beretania St. Ste.103, Honolulu  TEL:808-593-8464 

営業時間:11:00am〜2:00pm、

5:00pm〜9:00pm 

定休日:日曜(母の日など特別営業あり)

駐車場:タイムズの駐車場

https://www.sushiyouhawaii.com/

和食の魅力に舌鼓を打つ

すし魚神

 昨年2月のオープン後、すぐに予約の取りにくい店となった『すし魚神』。地元石川県金沢で修業後、日本で20年余り研さんを積んだ料理人 辻 大志(ひろし) さんが、培ってきた経験をフルに生かして和食の魅力を伝えている。「季節があるから旬の魚の味わいが格別」と言い、9割近くのネタを日本から取り寄せる。シャリは2種類の日本米と3 種類の赤酢を混ぜ、のりは九州の有明産、すしや料理を引き立てる食器は日本の九谷焼や有田焼を使用する。カウンター8席のプライベートな空間で美しい手さばきを眺めながら味わえるのは、14品のおまかせコース。長い和食歴から、同じものを出さないため、訪れるたびに発見がある。


上:魚神スタイルもなかは、香ばしく焼いたもなかに、イクラやズワイガニなど季節のぜいたくを閉じ込めた一品
下:「毎回違う料理を楽しんでほしい」と辻さん

おまかせコース

14 品($150 ) /BYOB

住所:436 Piikoi St., Honolulu  

TEL:808-853-7097(予約はOpenTableを推奨)

営業時間:5:00pm〜/8:00pm〜

定休日: 日・月曜

駐車場:店の裏に有り

https://www.sushigyoshin.com

すし雑学1

赤シャリ VS 白シャリ。なぜ

江戸時代は赤シャリだった?

そもそも、ネタとご飯の傷みを防ぐために酢を混ぜていたシャリ。江戸時代、シャリが赤かったのは、米が貴重で米酢は高価だったため、安価な赤酢を使っていたから。今では、酒粕を熟成させるのに時間がかかる赤酢の方が高価となり、逆転している。

日本とハワイが紡いだ無二のすし体験

Yohei Sushi KAHALA

 1990年、広島出身のすし職人、小原一人さんが「すしでハワイの人を幸せにしたい」と、ディリンハムに開いた『與平寿司』。以降、地元に愛されてきたこの店が、2024年1月に『Yohei Sushi KAHALA』をオープン。歴史を築いた日本人移民への敬意、移民を受け入れたハワイへの感謝を込めて、日本の最高をベースにハワイ文化との融合により新たな食の体験を地元に提供している。

 シグネチャーのおまかせコース「KINOHI」は、カツオのふくよかなうま味が閉じ込められた一番だしから始まり、すしの王様 本マグロ大トロで迎える「壱の寿司」、季節のサラダ、茶碗蒸し、そして、コースでしか味わえない和タパス八寸「縁」は、野菜、揚げ物、和牛、刺身、すしによる心弾む木箱の詰め合わせ。さらに、弍の寿司3貫、選べる天ぷら、5種の艶やかな参の寿司、和の達人のアイデアが生んだ〆の逸品へと続く。ここで、照明が落とされ、「心のデザートタイム」としてある演出も…。その後、自家製のデザートと温かな飲み物により、フィナーレを迎える。

 日本とハワイの食文化が混じり合って、極上の料理と空間のプレゼンテーションにより、食事に加えて驚きの楽しみも創り出すYohei。ここでは、日常を離れた至福の時間を過ごすことができる。


上: より一層の食体験を約束するペアリングは50ドル〜 中:コースは日本の四季に合わせて内容が変わる。色とりどりの味わいを楽しめるシグネチャーの八寸「縁」
下:Yohei Sushi KAHALAのカウンターを取り仕切るすし職人、仲川武行さん

おまかせコース

「KINOHI」11 品($280)の他、

7品($120)から12品($350)まで

ランチメニュー、アラカルトも有り 

1周年記念 First Anniversary Jubilee

2025年5月1日(火)〜7月31日(木)

Buy 1Get1free for Sushi」

 すし1貫注文するごとに1貫が無料となります

 (毎月数種類の人気の寿司ネタが対象)

スペシャルプライス「おまかせ」

 シグネチャーコース「KINOHI〜原点〜」 $280が $220 に!

デイリーラッフル

 来店者全員(食事)にTシャツや日本 の手ぬぐいなどYohei  Sushi オリ ジナルグッズが当たります

ハッピーサンデー

 期間中の日曜日は10am〜5pmが

 「ハッピーアワー」になります

事前予約で1ドリンクサービス

 予約して来店した方に、生ビール、 ハイボール、グラスワイン、ソフト ドリンクから1杯無料サービス

住所:4210 Waialae Ave. 

   Ste 102, Honolulu  

TEL   :808-425-4143

営業時間:11:00am〜2:00pm、       5:00pm〜9:00pm

      ハッピーアワー 木〜日曜2:00pm〜5:00pm 

定休日:水曜/駐車場:店の前に有り /  https://yoheisushi.com/kahala/

手が届く価格帯をかなえた町ずし

鮨久 -Sushi Que-

 「気軽な町ずし」を掲げて2023年に登場。100ドルで15品のおまかせコースのクオリティーが、瞬く間に「すし好きロコ」の間に知れわたり、人気町ずし屋に。一品目はシグネチャーのブイヤベース。エビやカニ、貝、魚の濃縮したうま味に脱帽の逸品。ヒマラヤピンクソルトの大きな塊に置かれる刺身を軽く滑らせるといい塩梅に。生牡蠣やロブスター、巻物を入れて9貫のにぎり、味噌汁と、夫婦で手際よく回す。シャリは粒が大きめの石川県の米に2種の赤酢と米酢をバランスよく配合し、仕上げにひと塗りする煮切りじょうゆは、大将古賀丈朗さんの故郷九州と関東のしょうゆを使用する。予約は2カ月前の1日に始まるが、多くの客は帰る際に次回の予約をしていくので、早めに予定を立てておくのが必須。


上:ブイヤベースに始まり、天使のエビと呼ばれるニューカレドニアのエビのにぎり、中トロ、ヒラメ、だし漬けいくらなど、すし9貫、生牡蠣などがコースに含まれる

下:丈朗さんと由里香さん、仲むつまじい夫婦で営む家庭的な雰囲気の店内は、カウンター10席と6人テーブル席がある

おまかせコース

15品($100 ) 

住所:1273 S. King St.Unit1,Honolulu  

TEL:808-478-9973

  (2:00pm〜5:00pm)

営業時間:5:00pm〜、7:30pm〜

定休日:水・木曜

駐車場:店の裏、路上

@sushique9

海の宝石を21品散りばめたおまかせ

寿司晶

 ハワイに暮らす日本人やローカルが集うカイムキの『ジャパニーズレストラン彩季』。その姉妹店として隣に2023年4月に開店。すし職人の小坂祥一さんは東京で和食とすしを10年修業、『彩季』で12年、腕に磨きをかけた。レストランと厨房がつながっていることを活用し、週に2回届く新鮮な魚介の刺身から、天ぷら、揚げ浸し、スープや小丼まで、極上のバランスと味わいのおまかせコースは21品という品数の多さ。「少しずつ多彩な味を楽しんでおなかいっぱいになっていただきたい」という。海をイメージした洗練された店内は、カウンター6席の他、4人のテーブル席では個室感覚で食事を楽しめる。おまかせコースでありながら、好きな時間に予約を受け付けている。

上:コナアバロニは生クリーム入り肝ソースでリゾットも楽しむ逸品。冷製スープやイクラ小丼などバラエティー豊か 下:「ランチは子どもも歓迎」と小坂さん

おまかせコース

21品($200) 、19品($135) 

住所:1137 11th Ave., Honolulu  

TEL:808-978-2855

営業時間:11:30am〜2:00pm、

5:00 pm〜10:00 pm(金・土曜〜10:30 pm)  定休日:火曜

駐車場:店横に公共駐車場、路上パーキング @sushiaki2023

あなたのハートも握っちゃいます!

YA!! SUSHI

 『@SUSHI』の大将の篤さんが、満を持して3月末にルアナワイキキホテルにオープンした新店舗『YA!! SUSHI』。滑らかな木目が美しいモンキーポッドのカウンター席が8席、4席のテーブル席からはカラカウア通りを見下ろすことができる。

 コンセプトは、『@SUSHI』同様に「おいしさはもちろん、とにかく楽しんで喜んでいただける空間」と言い、さらに、「おいしいすしをもっとカジュアルに楽しめる店」とした。豊洲から取り寄せる旬のネタを使う本格的なにぎりを堪能できる上、カリフォルニアロール、スパイシーツナなどアラカルトの幅が広いのが特徴だ。BYOBで、すしプレートは15ドルから、にぎり10貫とカリフォルニアロールの「シャカ」は47ドル。一人50ドルほどで満足できる。

 目下、篤さんがサンフランシスコ時代の仲間を携えて元気良く腕を振るっていて、すでに近隣住民からも注目されている。現時点ではウォークインも可能だが、おそらく混み合うのは時間の問題。予約を入れると安心だろう。


 上:シグネチャーのシャカセット photo by Juliana Iijima
下:すし職人の遠藤 香さんを迎え、二人でカウンターに立つ

セット

「シャカ」にぎり10貫他($47)

「マハロ」にぎり5貫($34)/ BYOB

住所:2045 Kalākaua Ave. Fl1, 

Honolulu  

TEL:808-200-4909

営業時間:5:00pm〜9:30pm

定休日:日・月曜

駐車場:ホテルのバレーパーキ

ング($3/0.5h)@yasushibv

すし職人が握るのはすしだけじゃない…

@katsumidori-sushi-tokyo

 ワードエリアにあったオハナハレマーケットプレイスに2019年に出店し、「うまい!」と話題になった『@SUSHI』。2022年にはダウンタウンに開店。「“AT”SUSHI(あつし/篤)」さんがアットスシの名前の所以だ。一人一人が満足するおまかせコースは、食の細い人にはおいしく完食できるような工夫を施し、奮発して「初めてのおまかせコース!」と目を輝かせる若い客にはおなかいっぱい食べて帰ってもらえるボリュームに。海外からのリピーターも多い理由は、ハートも握られたから!

上:約20年すしを握ってきた熊谷 篤さん
下:「地元を大事に!」と、シャリはライスファクトリーからコシヒカリとササニシキを仕入れ、ハワイの塩と砂糖を使用

おまかせコース

13〜15 品($150) / BYOB

※YA!!SUSHIの開店に伴い休業中で

   5月再開予定

住所:500 Ala Moana Blvd., Ste 2E, Honolulu  

TEL:808-358-4593

営業時間:5:30pm〜10:30pm

定休日:日・月曜

駐車場:ビル内駐車場(2.5h無料)

https://www.atsushihonolulu.com

名店の仲卸のマグロをお得に満喫

廻転鮨 銀座おのでら  ハワイ店

 昨年4月に上陸した廻転鮨の海外第1号店で、ミシュラン星を獲得した『銀座おのでら』の江戸前寿司をカジュアルに低予算で楽しめる。価格帯はカパフル通りにある『鮨おのでら』の3分の1ほど。看板メニューは本マグロで、マグロの初競りでは一番マグロを4年連続5回落札。マグロの目利きのプロフェッショナルである豊洲仲卸業者「やま幸」の本マグロ3貫セットは、赤身、中トロ、大トロの芳醇な味比べをお得に堪能できる。切り立てマグロを味わえる「生マグロの柵取りショー」は毎週木曜(曜日変更あり。要確認)に開催。銀座の本店で仕込んだ穴子や小肌、ハワイ限定メニューの和牛にぎりや黒糖シャーベットもぜひ味わおう。


:手前から本マグロ3貫セット($25)、キングサーモン3貫セット($14)、小肌($5)、自家製煮穴子($8) 下:岡田隆史料理長

にぎり

$4.50(炙りサーモンなど)〜$12(大トロなど)

住所:2700  S. King St., Honolulu  

TEL:808-949-0670

営業時間:11:00am〜10:00pm

(最終入店9:00pm)定休日:なし

駐車場:店の前に有り

https://www.sushionodera.com/kaiten-sushi-hawaii

すし雑学2

江戸時代のすし1貫、驚きの大きさだった!

江戸時代は屋台で売られていたすし。その大きさは、現代のすしの2〜3倍で、スパムむすびくらいだったという。1貫の値段は、4文(約150円)。ちなみに、そばは8文(初期)。

すし雑学3

戦前は、大トロは口に合わず廃棄?

今では、高級なマグロの大トロ。戦前は赤身が好まれ、脂っこい大トロは捨てられたという(もったいない!)。その価値が変わっていったのは戦後のこと。

笑顔があふれる老舗すし屋

まぐろ屋

 大将の五郎さんの笑顔に会いに通う常連たちに愛されて25年。五郎さんは1988年にハワイに来て以降、兄であるカリヒの與平寿司の小原大将のもと、さらにワイキキの日本料理の名店ですしを握ってきた。毎朝自ら市場に出向くのは「生ものだから日によって違いがあってね。その日の一番を仕入れたいから」という。おいしいマグロを低料金で出したいとの思いが詰まった「まぐろいろいろ」は、中トロ、大トロ、カマの炙り、カマトロしゃぶしゃぶ、赤身の漬け、中落ちの軍艦巻き…。ネタの切りつけ、大きさ、厚みに愛を感じるマグロの食べ比べを楽しめる。特上やおすすめにぎりも50ドル以下で満腹&幸せいっぱいに!

上:大きめに握ったまぐろのすし8貫がのる「まぐろいろいろ」 下:豊富な経験と温かな心ですしを握る大将の小原五郎さん 

メニュー

まぐろいろいろ($33)、おすすめ握り($33)特上握り($48.50)、ちらし$33.50

住所:3565 Waialae Ave., Honolulu  

TEL:808-732 – 3775

営業時間:火〜土曜11:00am〜1:30pm、5:00pm〜9:00pm(金・土曜〜9:30pm)

定休日:月曜

店横に公共駐車場、路上パーキング

https://www.maguroyakaimuki.com

ジャパンクオリティーを誇るカジュアル回転寿司

WAKA SAKURA

 2月にカポレイに上陸した『DON DON DONKI』内に開店し、リーズナブルな価格で日本の味を楽しめるとあって地元の家族にファン急増中。その理由は企業規模の大きさから流通の強みを持っていること。マグロやウニなどの魚介を豊洲から空輸し、鮮度の高いネタと日本米を使用。静岡のワサビをすりおろした本ワサビやしょうゆは、すしに合わせて自家製を作り上げた。注文は、テーブルに設置されているタブレットとスマホでできる。一皿2.29ドルからそろうメニューは、にぎり、巻物、盛り合わせ、ポケの他、うどんや天ぷらなどの揚げ物各種。新鮮なバラ肉を手切りする和牛すしや炙りは甘い脂がとろけ、大人にも子どもにも好評の一皿。全150席でカウンターとテーブル席があり、用途に合わせ、安心して行ける。


上:本マグロ中トロ(一皿$8.49)、フレッシュアヒ($5.29)、和牛ビーフトリオ($11.99)、エビ天ぷら(3本$6.99)など
下:「すし職人がネタを切り付け妥協ないすしを提供します」と佐藤潤弥ストアマネージャー

メニュー

サーモン($3.99)、ハマチ($4.29)、

お子様セット($5.49)など

住所:500 Kamokila Blvd., Kapolei

TEL:808-909-9719

営業時間:11:00am〜10:00pm

(最終着席9:00pm)  定休日:なし

駐車場:ドン・ドン・ドンキ

https://www.donquijotehawaii.com/store/don-don-donki-kapolei

すしセットが根強い人気!

活 美登利寿司

 ハワイに暮らす日本人が待ち望んでいた『活 美登利寿司』が開店したのが2016年のこと。「日本直送の新鮮で質の高い寿司を、手頃な価格でたっぷり食べられる」と、行列ができるすしレストランになった。それ以降、日本の質とスタイルを保ち、10人のベテランすし職人が手際よく仕事する。シグネチャーはなんといっても「横綱」。本マグロを使った大トロ、はまち、中トロ、いくら、あわび、カニ、うに、ボタンエビ、アジ、あぶりサーモン、ほたて、穴子一本など14のすしがドンとのった、まさに横綱級のボリューム満点の一皿。人気急上昇中のハワイ限定特選にぎり盛り合わせは、さらにリーズナブルで、大トロなどにぎり11貫にサイドディッシュが付く。毎日通う〝超〟常連客もいるのが、この店の満足度の高さを表している。

上:誕生日や卒業式などに家族で訪れる客も多く、人気メニューは横綱。テイクアウトも可能 下:10人のすし職人がそろい、常にカウンターに3〜4人が握っている

セット

横綱($52.25)、

特選にぎり盛り合わせ($43.85)、

ちらし丼・トロ丼($28.60)

住所:100 Holomoana St., Honolulu  

TEL:808-946-7603

営業時間:11:30am〜2:30pm、5:30pm〜9:30pm

定休日:なし

駐車場:セルフ($5/ 2.5h 、それ以降$7/1h) 、

バレー($10/ 2.5h、それ以降$12/1h) 

http://katsumidori-hawaii.com/

すし雑学4

本当の江戸前ずしの条件とは? ハワイでは至難の業!

本来の江戸前ずしは、江戸の「前」である東京湾で捕れる魚を使っていた。そして、それをもたせるために〆たり、漬けにしたり、煮たりする〝仕事〟を一つ入れていた。地理的に、ハワイで完全な江戸前ずしだけを提供するのは非常に困難である…。

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