8月に発生したハワイ・マウイ島での山火事による被災者の方へ、米国岩谷は日通・PPRM(Pan Pacific Retail Management)ハワイ及びハワイ州関係者の協力により、カセットコンロの無償提供を行いました。11月22日(水)マウイ島において、Maui Relief Storage Facilityにカセットコンロの引き渡しの式典を実施しました。
式典は、ハワイ時間2023年11月22日(水)14時30分にマウイ島カフルイのグローバル・エンパワーメント・ミッションにて開催。
参加者は、ハワイ州政府、マウイ郡政府、マウイ郡議会、Maui Relief Storage Facility(コンロ引き渡し先)、米国岩谷、日通、PPRM(Pan Pacific Retail Management)、JTBハワイ、日米協会ハワイ、在ホノルル総領事館、JETROロサンゼルス事務所。
カセットコンロ無償提供支援における関係団体の支援内容は以下の通りです。
・米国岩谷:カセットコンロ無償提供(1,000台)
・日通:マウイ島までの輸送(日通負担による無償輸送)
・PPRM(Pan Pacific Retail Management):マウイ島でPPRMが経営するスーパーでの島民へのカセットボンベの割引販売
・日米協会ハワイ:マウイ島側の受け入れ体制構築支援
・JTBハワイ:引き渡し式の運営協力
・JETROロサンゼルス:関係企業、総領事館、関係団体、現地自治体等との連絡調整
今回のプロジェクトは、米国岩谷のマウイ住民のために何か力になりたいという思いからスタートしました。その思いに日本通運、PPRM(Pan Pacific Retail Management)Hawaii、JTBハワイが賛同し、それぞれコンロの輸送、現地スーパーでのカセットボンベの割引販売、引き渡し式の運営協力という形で支援。また、日米協会ハワイがマウイ島側の受け入れ態勢構築に係る支援(現地政府等との連絡調整含む)を行いました。
式典では、在ホノルル日本国総領事館 井澤首席領事、JETROロサンゼルス事務所 柴原次長、米国岩谷 井上GMの挨拶の後、米国岩谷の吉用役員からMOCA側にコンロの引き渡しが行われました。その後、贈られたカセットコンロを使用し、日本産のホタテでBBQをしながら、参加者間で復興を祈りながら懇親会も開催しました。
コンロ寄贈先MOKA Maui Relief Center のコメント
「災害から3か月が経ち、少しずつ復興が進んでいるところもある一方、まだホテルやビーチのテントで生活している被災者もおり、風が強くても野外で利用できる今回のガスコンロの提供は本当にありがたく、心から感謝している。必要としている人々に責任を持って届けたい」
また、現在、現地で困っている課題について、参加関係者にヒアリングしたところ、仮設住宅、学校向けのモジュール式建築や、簡易トイレ及びサニタリー関連物資などが挙げられ、品質の高い日本産施設・物資に対する期待の声もありました。
本件に関する詳細・お問い合わせ先
◆ジェトロロサンゼルス事務所
Tel:1- 213-624-8855