今ハワイローカルのグルメのあいだで大注目のアデラズ・カントリーイータリー。オアフ南東部に位置するカネオヘでオープンして間もないにもかかわらず、すでにYelpやトリップアドバイザーなどのレビューサイトでは高評価が並びます。その中でも話題になっているメニューは、ウル(パンの実)、タロ、紫芋、そしてスーパーフードで知られるモリンガなどを使用した自家製ヌードル。

カントリーイータリーのヌードルのアイデアのきっかけは、ワイキキのホテルに滞在していた北海道のラジオ局員が、アデラ氏のマカデミアナッツクッキーを試食したのがはじまりでした。
クッキーと二人のスタッフの魅力にひかれ、ラジオ局はアデラ・ヴィシタシオン氏とミリー・チャン氏を北海道に招待。観光中の希望として、北海道の麺工場見学を二人は希望しました。
二人は二週間をそこで過ごし、日本の麺づくりの技術を学びました。ハワイへ戻ると、この25年来の親友同士である二人は、さっそく得た技術を試し始めました。

「自家製ヌードルを作る際にはハワイならではのひと味を利かせようと考えています」、とアデラ氏は言います。「メニューにはいつもローカル産の食材を使用していました。なので、その中でもトロピカルな食材を使用してみんなが驚くようなメニューを発案するまで時間はかかりませんでした」
カウントリーイタータリーの看板である独特の色と触感のヌードルの材料は、主にウル、タロ、紫芋とモリンガです。
「ヌードルづくりは楽そうに見えて、生地がぼろぼろにならないように保つのが大変。コツはそれぞれの材料の分量をきっちり計り、水分量のバランスをとってまとめ上げることです」とアデラ氏は語りました。

店の名前が知られるやいなや、島中の人々が店舗を訪れ、ウェブサイトで見たカントリーイータリーの看板メニューを注文しに集まりました。テイクアウト専門店のため、主に電話注文などであらかじめ予約しておくとスムーズです。ミリー氏は笑顔たっぷりにこう語りました。「お客様が電話して、私たちが作って、受け取ってもらいます」この単純明快なカントリーイータリーのシステムを支えるのは、大量のケータリングにも対応可能な優秀なキッチンと、これまでのビジネスの知識を活かしたスタッフのチームワークです。
「たまに大量のヌードルを数種類ずつ一度に注文されるお客様もいて、‘今日はパーティかなにかですか?‘とお聞きするとなんとフレッシュなまま冷凍保存して、食べたいときに食べるといっていたこともあります。」ミリー・チャン氏は語ります。「最近では、日本からのお客様が大量のヌードルを持ち帰り用の小分けのプラスチックに入れていたのが印象的でした。日本はヌードルづくりでは抜きんでている国なので、その国の人たちが私たちの自家製ヌードルをお土産に持ち帰っていたのがとてもうれしかったです」

カントリーイータリーのおすすめメニューのひとつは、モリンガを砕いて混ぜた鮮やかな緑色のヌードル。モリンガの持つ抗酸化作用が健康意識の高い客層に人気といわれています。そのほかにも、グルメなローカルと観光客両方に評価の高いの紫芋ヌードルも看板メニューです。
ヌードルのほかにも、新鮮な野菜を使った料理やフライドチキンなどのメニューも来店客に人気。ミリー・チャン氏と菓子職人のレイ・ギャラパン氏が焼き上げたバナナブレッド、マカデミアナッツクッキー、チーズケーキなども揃っています。
美しいビーチが並ぶカメハメハハイウェイ沿いに店舗のあるカントリーイータリーでは、店舗で直接注文のほかに、オンラインや電話注文ののちに出来立てをピックアップするのが主流です。
テイクアウトメニューやケータリングの詳細については www.adelascountryeatery.com
又は8082362366まで。

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