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ポリネシア航海協会、環太平洋航海「モアナヌイアケア航海」を開始- ハワイアン航空が47カ月太平洋周航」の協賛を発表 –

 ポリネシア航海協会(PVS)は、5年間にわたる「モアナヌイアケア航海」の計画と準備を経て、2023年6月10日(土)にアラスカ州ジュノーに到着後、太平洋周航を開始すると発表しました。4年間の航海期間中、伝統航海カヌー「ホクレア」と姉妹カヌー「ヒキアナリア」に乗船する約400名のクルーは、推定43,000海里の太平洋を航海し、36の国と島々、100近い先住民族の地域、300以上の港に寄港する予定です。

モアナヌイアケア航海の目的は、健全で豊かな未来に向けて地球をナビゲートするために、若いリーダーを育て、世界中のコミュニティを巻き込んで、1000万人の「プラネタリー・ナビゲーター」(地球や社会をより良く導く人々)のムーブメントを巻き起こすことです。航海そのものが世界的な教育普及活動であり、地球のためのカヌーを意味する「ヴァア・ホヌア(Waʻa Honua)」(www.waahonua.com)と呼ばれる仮想の「第3のカヌー」を通じて教育や物語を共有し、海の重要性と先住民の知識を広めます。PVSと教育パートナーは、地球を思いやる気持ちを大切にし、より良い選択をするよう人々を鼓舞させることを目標に、あらゆる年齢層向けの物語や講義を用意しています。

ポリネシア航海協会のナイノア・トンプソンCEOは、「この活動は海だけのことではなく、気付きを得て選択に繋げ、子供たちにとって十分な未来を築くのに役立つと私たちが信じる行動を起こすための選択へと向かわせることなのです。」と述べています。そして、「モアナヌイアケア航海は、最も難しい航海だと思います。それは、物理的に最も時間と距離が長く、海流や潮の流れ、アラスカでの低体温症の問題などの準備が必要です。しかし、最も難しいのは、ミッションを達成することです。私たちは地球との関係を取り戻そうとしているのであって、向かう土地や地域は私たちのものではありません。この世界が私たちの子供たちにとって健全であるかどうかが重要なのです」と付け加えました。

ホクレアは2023年4月16日からアラスカを目指して出航します。ホクレアとその護衛艇、そして機材や物資は、マトソン社とアラスカマリンラインズによってアラスカの州都ジュノーに輸送される予定です。ホクレアは初めにアラスカのヤクタットへ向かい、アラスカ先住民指導者やハワイとアラスカの長年の関係構築に重要な役割を果たした場所に敬意を表すため、モアナヌイアケア航海前に南東部を航海する「ヘリテージ・セイル」を行います。

2023年6月10日、ホクレアはアラスカ州ジュノーに到着し、アックウクワン族の伝統的な土地であるアウク湾で出迎えられる予定です。カヌーとクルーはジュノーに約1週間滞在し、地域のコミュニティと教育活動に従事します。2023年6月15日(木)、ホクレアは太平洋航海に向けた出航を祝す儀式を行い、ジュノーを発つ予定です。

「私たちは先住民族と31年間にわたる関係を構築してきたアラスカ南東部から航海を始めます。アラスカはその出発点としてふさわしい場所だと思います。結局のところ、これは家族、地球の家族に関するものだからです。そして、家族から家族へ、尊敬と信頼に基づいた関係を築き、平和への重要な道を歩んでいくのです」とトンプソンは語ります。

姉妹カヌー「ヒキアナリア」は、2023年8月にワシントン州シアトルでこの航海に合流します。

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