天ぷらのおまかせコースを提供する『天ぷらいちか-ICHIKA-』に寿司カウンターが登場します。
大阪生まれ東京育ちの寿司職人、カワカミ・ケン氏が握るのは、とことん伝統にこだわった寿司。明るく気さくな熟練職人による寿司を7席のカウンターで満喫できます。
カワカミシェフは、東京銀座の高級寿司店で腕を磨いた後、ハワイに移り、レストラン「はつ花」と「レストラン サントリー」の寿司カウンターでローカルや世界のVIPに寿司を握ってきた経験豊富な寿司職人。
前菜、スープ、デザートを含む 18 ~ 20 品のおまかせ寿司コースで、料金は 1 人 150 ドル (税金とチップは別) です。
自家製ジンジャージュースの食前酒と、甘く肉厚のホタテとエビ、貝割れ、ワカメに、とろりと山芋ソースがかけられた前菜でスタート。続く握りは、高級魚のノドグロ。脂と身が持つ甘みと深みが口にドンと広がり、ノドグロの存在感を大いに感じる握りでした。シャリは山形県産のつや姫を使用し、赤酢にほんんのりワインビネガーをきかせています。
塩梅が完璧な漬けマグロ、北海道産の毛蟹はウニと和えてシャリを包んでいました。ダイヤモンドヘッド沖で獲れたボタンエビは色鮮やか。目の前でさばいて握ったエビは想像以上にねっとり甘い味わいでした。
仙台から取り寄せたイシガキガイは皿に置かれた後も動いているほど新鮮。舌の上にいつまでも甘みが残るウニ、やわらかくとろける漬けサーモン。
日本産のウナギは白焼きで。塩とわさびによってふっくら焼き上げたウナギの味わいが一段と引き出されていました。愛媛産の本マグロの大トロはふくよかな脂となって溶けた後も旨みの余韻を残してくれました。
シソとユズを忍ばせたタイの握り、コリっとした食感と磯の旨みを含んだ30年ミル貝、ミニいくら丼とボタンエビだしをきかせたなめこ汁、だし巻き卵。王道だからこそ、ネタ、米などすべての食材と技術に偽りがないことを五感で体感できました。新鮮なネタに合わせる塩は、インドネシアに岩塩を厳選しているといい、大粒で奥深い味でした。
グランドオープンは8月1日(木)。寿司カウンターは毎日午後5時30分から営業します。
リポート:ライトハウスハワイ
天ぷら いちか / 寿司
434 Piikoi Street, Honolulu,
Phone:(808)-888-0000
※掲載の内容は2024年7月30日現在の情報です。