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絶品!ハワイの最新おすすめデザート&スイーツ

ハワイの冷たいデザート、召し上がれ

ハワイならではの食材を使ったもの、オーガニック食材を使ったもの、添加物や加工製品を使わない自然派のものなど、特徴のある冷たいスイーツを集めました。常夏のハワイでひんやり冷たいスイーツを食べて、心と身体にうれしい“口福”の時間をお過ごしください。
(Text: Fumiko Nakata / Photos: Taku Miyazawa)

ハワイのスイーツ&デザート

ブリュレ
夏の新メニュー。リリコイの香り高いフローズンスフレに、凍らせたパパイヤやグアバなどのトロピカルフルーツとリリコイのシャーベットがさわやかな後味。削ったライムの皮がアクセントに(写真 左上)10.5ドル
フローティング・アイランド
カリッとしたカラメル、甘すぎないカスタードと、中にはリリコイソルベ、もっちりとした食感のリリコイ寒天、底にはタピオカと、いくつもの食感が楽しめる、他とは違うクリームブリュレ(写真 右)10.5ドル
クラ・ストロベリー“シェイブアイス”
鮮やかな赤が目に飛び込んでくる上に、イチゴそのものの味と香りが楽しめるシェイブアイス。内部には、タピオカや羽二重餅が入っており、少し氷が溶けたあたりがお餅の食べ頃♪(写真 左下)10.5ドル

オープンから話題の「MW」で 実力派パティシエールのデザートを

一流レストランの呼び声高い「アラン・ウォンズ」で長年働いていたシェフのウェイドさんと、パティシエールのミシェルさん夫妻が2013年にオープンさせて以来、人気が続く「MWレストラン」。デザートを作るミシェルさんは、食のオスカーとも呼ばれる「ジェームス・ビアード賞」の2016年のパティシエ部門にノミネートされた、全米でも有数の実力派。ハワイの食材を積極的に取り入れており、生産を伸ばしているマウイ島クラ産のイチゴや、コナコーヒーに続くブランドコーヒーになりつつあるハワイ島のカウ地区のコーヒーなど、地産地消の考え方と、トレンドを意識した食材を含んだメニューとなっている。 

テーブル間隔が広く、ゆったりとしたシンプルな空間で、美しい色合いと、一品でたくさんの食感が楽しめるひんやりスイーツをぜひ。

ハワイ島カウ産コーヒーのアフォ-ミューズ
職人がローストしたハワイ島カウ産コーヒーの“アフォ-ミューズ”。ほろ苦いカウコーヒーの風味と甘いブラウニーが絶妙
ココナッツケーキ
ココナッツケーキ。マンゴーとパイナップルが口の中で溶けるトロピカルフルーツ・クレムシクレ

◎ MWレストラン / MW Restaurant
1538 Kapiolani Blvd., #107, Honolulu
☎ 808-955-6505
▶ 営業時間:ランチ10:30am~4:00pm(月~金曜) / ディナー 4:00pm~9:00pm(月~木曜・日曜)、4:00pm~10:00pm(金・土曜)
▶ Webサイト:mwrestaurant.com

店名はフランス語で「バナナ」
ハワイと環境に着目したコンセプトスイーツ

パパイヤボート
「カリッサ・モーレ・スペシャル パパイヤボート」(9ドル)。優しい甘さのバナナとアサイのスイフト(ミックス)なので、完熟パパイヤの甘さが強調される。小さな粒はキヌアをあられにしたもの。香ばしさとカリカリとした歯ごたえで変化が加わる

オバマ大統領の出身校でもあるハワイの名門私立校「プナホウスクール」出身のイケメン4人組が立ちあげた、バナナをベースに使ったソフトジェラートのフードトラック。オーダーを受ける横には、テーブルトゥファーム、ファームトゥテーブルのコンセプトが大きく掲げられ、地元食材を使用することと、環境に配慮した材料を使うことが意識されている。南国らしいあしらいの開放的なイートインスペースも○。

バナン◎ バナン / Banan
3212 Monsarrat Ave., Honolulu
☎ 808-392-8862
▶ 営業時間:9:00am ~ 6:00pm(無休)
▶ Webサイト:bananbowls.com

 

ホテルロビー奥の隠れ家カフェで
ゆったりほろ苦いスイーツを

マナモナカフェのスイーツ
フルーツパフェ (左) 6.25ドル。コーヒーゼリー・ラテ (右) 4.25ドル。コーヒーゼリー+アイスクリーム(中央)4.25ドル。ソイミルクも選べるコーヒーゼリー・ラテは太めのストローで混ぜて崩しながら飲む

2階、それもホテルロビーの奥にあることもあり、知る人ぞ知る、贅沢な空間が広がるワイキキ内では希少なゆったりカフェ。カラフルなフルーツたっぷりのフルーツパフェはワッフルが冷たさの程良いクッションに。コンデンスミルクとバニラアイスが載ったコーヒーゼリーは、ゼリー部分は苦みのきいた大人の味で、グッドバランス。 スイーツでホッとひと休みだけでなく、朝ごはんとランチも日本の味さながらの正統派。

マナモナカフェ◎ マナモナカフェ / Manamona Cafe
2181 Kalakaua Ave., Honolulu
☎ 808-282-0899
▶ 営業時間:7:30am ~ 2:30pm(火・日曜休)
▶ Webサイト:www.facebook.com/Cafemanamonahawaii

まだまだある、ハワイらしさが味わえるひんやりスイーツカタログ

1. オールハンドメイドの自然派シェイブアイス

サトウキビと果汁だけで煮詰めたシロップや手作りのオーガニック練乳など、なるべくハワイ産の素材を使い、手作りした自然の甘さが身体にうれしいナチュラル・シェイブアイス。残ったらドリンクカップに入れてもらって、冷たい飲み物としてお持ち帰り。

ハワイ産・マイヤーレモン
ハワイ産・マイヤーレモン(6.50ドル)+トッピングフルーツ(各75セント)。酸味のまろやかなハワイ産のマイヤーレモンを使ったシロップは、さわやかな後味

100%コナ・コーヒーミルク
100%コナ・コーヒーミルク(6.50ドル)。農場でしか販売されない100%コナコーヒーをハワイ島から取りせ、フレンチプレスで淹れたコーヒーゼリー

◎ レモーナ / Lemona
421 Lewers St., Honolulu
☎ 808-922-9590
▶ 営業時間:11:00am~5:00pm(月曜休)

2. トッピングと甘さを選んで 自分だけの台湾式ドリンク

甘さと茶葉とトッピングを自由に選べて、自分だけの台湾式ドリンクを作ることができるお店。ボリュームがあり、ハワイ観光中に小腹が空いた時にも。

ミルクティーボバ
ミルクティー(3.75ドル~)+パールボバ(0.75ドル)。ミルクティーはアッサムブラックティ−、ジャスミングリーンティー、ウーロンティーから選べる上、糖度はゼロか125%まで6段階。ボバも真珠大のパール、小粒のミニ、ストロベリー味あり

レモネード
ストロベリーライチ・レモネード(4.25ドル~)+レインボーゼリー(0.75ドル)。レモネードの糖度は50%か100%の2通り。トッピングは12種類あり、好きなものが1種類0.75~1ドルで追加できる

◎ ティーボス(ワイキキ店) / Tea Boss
2310 Kuhio Ave., Honolulu
☎ 808-428-9000
▶ 営業時間:8:30am ~ 11:00pm(無休)
▶ Webサイト:www.facebook.com/Teabossofficial

3. オーガニック天然シロップが自慢

天然果汁と自然な甘さにこだわったシェイブアイス。全てのデザートメニューは添加物、人工甘味料不使用の安心の甘さ

パイナップル・シェイブアイス
パイナップルの繊維まで感じる天然果汁とサトウキビだけで作ったパイナップルシロップがたっぷりかかった、甘さと酸味がマッチした一品が人気

黒蜜・小豆のシェイブアイス
ベースを好みのシロップで選び、そこに黒蜜、小豆、餅、きな粉、バニラアイスクリームをトッピングした豪華版

◎ モンサラット・アベニューシェイブアイス / Monsarrat Ave.Shave Ice
3046 Monsarrat Ave., Honolulu (パイオニアサルーン内)
☎ 808-732-4001
▶ 営業時間:11:00am ~ 5:30pm(月曜・雨天休)
▶ Webサイト:www.pedegokailua.com

4. 台湾式シェイブアイスはいかが?

トッピングは1~2種類(プリン1つまで)が$3.34、3~4種類(プリン1つまで)が$4.30、5~7種類(プリン2つまで)が$5.25。どんどん載せて自分だけのシェイブアイスに。

city cafe shve ice
「マンゴ、小豆、コーヒーゼリー、コンデンスミルクのせ」(4.30ドル)
台湾式シェイブアイス
「タイワニーズ・スタイル・シェイブ・アイス」(5.25ドル)。真ん中には台湾式に欠かせない滑らかな口解けの自家製カスタードプリン

◎ シティ・カフェ / City Cafe
1518 Makaloa St., # F, Honolulu
☎ 808-949-9898
▶ 営業時間:10:00am ~ 6:00pm(月~金曜)
11:00am ~ 6:00pm(土曜)日曜休

 

5. 長時間営業がうれしい人気のヘルシースイーツ

ホテルのコンコースエリアにあり、朝早くから夜遅くまで、軽い食事に、ひと休みのドリンクにと大活躍のお店。今回紹介のデザートメニューのほかにも、スムージーや、お食事クレープ、サンドイッチなどの軽食も充実。

アサイーボウル
「アサイーボウル」(10.95ドル)。ハチミツで光るトロピカルフルーツがゴロゴロ入った充実のアサイーボウル。アサイーは酸っぱすぎず、甘すぎないスイーツ

アサイーゼリー
「アサイーゼリー」(5.95ドル)。お肌にうれしいゼラチンとビタミンたっぷりのぷるんぷるんアサイーゼリー

◎ ル・ジャルダン / Le Jardin
2424 Kalakaua Ave., Honolulu
☎ 808-921-2236
▶ 営業時間:7:00am ~ 11:00pm(無休)

 

6. 独特の食感が新鮮なフローズンスイーツ

フレーク状のシェイブアイスの口どけは綿菓子が溶けるような新食感。押し固めるとアイスクリームのように滑らかなかたまりに。

フローズンスイーツ
「ストロベリー&ライチ」(各Sサイズ6.5ドル・Lサイズ7.25ドル)。イチゴミルクの味と香りにトッピングのライチの甘酸っぱさが全体を引き締める

抹茶とタロ
「グリーンティー&タロ」人気上位のグリーンティーとタロ(紫芋)のコンビ。抹茶のほろ苦さとタロのほんのりとした甘さのデザート

◎ スノー・ファクトリー / Snow Factory
1960 Kapiolani Blvd., #115, Honolulu
☎ 808-946-7669
▶ 営業時間:11:00am ~ 10:00pm(日~木曜)~ 11:00pm(金・土曜)
▶ Webサイト:www.snowfactoryhawaii.com

ハワイで話題のスイーツ巡り
少し遠くても足を伸ばしたい絶品の3店を紹介します

ハワイでスイーツと聞いても、ピンと来ないかもしれませんが、今ハワイはスイーツブーム。マラサダかパンケーキくらいしか思い浮かばないアナタには、この生地、いや記事をぜひ読んでいただきたい。「ハワイでスイーツ巡り」がブームになる日も近い!

話題の本命店「ホクラニ・ベイクショップ」

hokulani bake shop
食べるのがもったいなくなるほど、可愛い! 生地の味付けと載せるフレーバーの組み合わせがポイント。2.50~3.50ドルが中心価格帯

今年、アメリカ全国ネットのフードネットワークチャンネルの人気番組『カップケーキ・ウォーズ』に出演し、3ラウンドの激戦の末、3組の競争相手を打ち倒して見事優勝。ハワイの小さなカップケーキ店の名を全米に響き渡らせた。出演したのは同店の若き2人のパティシエ、アンジェラ・チャンドラーとニコール・フェリマン。この2人、番組出演を果たすまでに、何カ月にもわたる厳しいオーディションを勝ち進まなければならなかったそうだ。
 
しかし、アンジェラとニコールの努力と才能は、「ホクラニ・ベイクショップ」のメニューの発展を見ても明らか。アンジェラのアメリカ南部風スタイルとニコールのローカル風味覚をコラボさせた新フレーバーが続々と送り出され、各商品が見事にアップグレードされていった。現在「ホクラニ・ベイショップ」では、12種類の定番フレーバーと2~4種類の季節限定フレーバーの計14〜16種類を毎日焼いている。例えば、レモンラズベリー、ブルーベリーマルガリータ、エッグノッグバーボン(ナツメグバタークリーム)、ストロベリーグアバ、ライチ、リリコイ(別名:パッションフルーツ)といった具合だ。 
 
現在、店舗は3つ。どの店に行っても、ショーケース内をすべて持って帰りたくなるようなキュートなカップケーキが揃っている。

ホクラニ・ベイクショップ
こちらはレストラン・ロウ店。カップケーキのほかに各種クッキーなども販売している

◎ ホクラニ・ベイクショップ / Hokulani Bake Shop
500 Ala Moana Blvd. #4B, Honolulu
☎ 808-536-2253
▶ 営業時間:月~金 9:00am~6:00pm  土 10:00am~5:00pm
▶ 定休日:日曜
 
2424 Kalakaua Ave., Honolulu(ハイアット ・リージェンシー・ワイキキ店)
☎ 808-923-2253
▶ 営業時間: 9:00am~11:00pm 無休
 
900 Fort Street Mall, Honolulu(パイオニアプラザ店)
☎ 808-537-2253
▶ 営業時間:月~金 9:00am~4:00pm 
▶ 定休日:土、日

「ハワイになかったから」新ドーナツ店をオープン

regal bakery
スタッフは皆フレンドリーで「今日は何がオススメ?」なんて質問にも気さくに応じてくれる。日本のドーナツに比べると何とも彩りが派手!1個0.90ドル、6個で5ドルが基本価格

お次は、ホノルル国際空港に足を伸ばす。ここに新たにオープンしたのは、「これまでハワイになかったからオープンした」とオーナーが語るドーナツ専門店「リーガル・ベーカリー」。何しろ、このお店のおかげで倉庫や事務所があるだけだった空港近辺に、明らかにこれまでとは違う人の流れができたと言われるほど。平日は朝5時半からオープンしているが、大体朝9時過ぎには売り切れてしまうという人気だ。 
 
なかでも人気は、ドーナツには珍しく刻んだベーコンを載せた「メイプルベーコン」(1.25ドル)。これが食べてみると意外にしっくり。正直イケる。他にも「クリームブリュレ」(2ドル)は飽きのこない甘さで、何個でも食べられそう。「グリーンティー」(0.90ドル)は日本人好みの抹茶ドーナツ。美味い。 
 
旅行者には朗報で、この夏にはマッカリー・ショッピングセンターに2号店もオープン予定。ワイキキからも行きやすくなる。

リーガル・ベーカリー
ドーナツをかたどったペイントが目立つリーガル・ベーカリーの外観。

◎ リーガル・ベーカリー / Regal Bakery
3040 Ualena St., Honolulu(本店)
☎ 808‒834-4423
▶ 営業時間:月~金 5:30am~1:30pm 土 8:00am~2:00pm
▶ 定休日:日曜
1960 Kapiolani Blvd., Honolulu(マッカリー店)
  

最近話題のグルメタウン、ワヒアワにあるダイナー

サニー・サイドのパイ
サニー・サイドのパイは上からピーチ、チョコ、バナナ。どれでも一切れ1.50ドル、ホールで9.50ドル

最後に、少し遠出してワヒアワまで。ワイキキから車で30分ほどのオアフ島の中心部にあるワヒアワは、最近話題のグルメが集中する人気タウンになっている。そこに古くからあるのが「サニー・サイド」。プレートランチや朝食メニューも揃う店だが、ここの人気はパイ。ホクホクの生地に、新鮮なフルーツが詰まっていて、毎日手作り。こちらは午前中には売り切れてしまう貴重な品。ピーチ、チョコ、バナナのほか、カスタード、パンプキン、クリームなどがあり、どれも中身は甘すぎずしっとり、包む生地はサクサクで、クセになりそうな美味さ。遠出する甲斐は十分にある。

サニー・サイド
サニー・サイドの店内には地元のスポーツクラブの写真や楯が
ぎっしり。地元に根付いたお店であることがわかる

◎ サニー・サイド / Sunny Side
1017 Kilani Ave, Wahiawa
☎ 808-621-7188
▶ 営業時間:月~金 6:00am~5:00pm 土 6:00am~4:00pm
▶ 定休日:日曜

今回のハワイ旅行の旅程に「スイーツ・デザート巡り」を加えてみてはいかが?
 
(‘Eheu Summer 2016号掲載)

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