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今年1月の第68回ハワイ沖縄連合会の役員就任式において歴代最年少の31歳で会長職に就任。約4万人の会員を持つ、ハワイ日系社会で最大の県人会の長となったコートニー高良さんに転機を聞いた。

 

 

ハワイ沖縄連合会は50ほどのクラブが所属していて、約4万人の会員がいます。小さい頃から祖父母に連れられて、そのクラブの一つである中城村人会の行事に参加していました。

曽祖父と曽祖母が沖縄県中城村からの移民なので、私は日系4世です。新年会やピクニックの他、年に1度のビッグイベントである沖縄フェスティバルなどに行っては楽しんでいました。琴を始めるきっかけになったのも、8歳のときにお祭りで見た琉球琴に一目惚れをしたことです。

 

初めて訪れた沖縄でルーツとつながったと実感

2007年に、ハワイ沖縄連合会で次世代のリーダー育成プランの一環で、初めて沖縄に行く機会がありました。

沖縄の地を踏んだときに思ったことは「あぁ故郷に帰ってきた」。人も、景色も、食べ物も、何もかもが自分になじんで、ルーツとつながったと肌で感じたのです。中城村に行ったときは、同じ場所に曽祖父と曽祖母が立っていたのかもしれないと思うと、胸がいっぱいになりました。

沖縄の人が持つ、優しくておもいやりがある心。それを沖縄の言葉で〝ちむぐくる〟と言います。その温かい気持ちはアロハスピリッツに似ているかもしれませんね。

幼少期から、本や写真を見たり、話を聞いたり、お祭りなどに行っていたので、沖縄はなんとなく身近な存在でした。でも、実際に沖縄に行ったことで、自分のルーツを誇りに思うようになりました。もっと沖縄の歴史や文化を学んで、沖縄のために活動しようと強く思いました。

 

 

〝ひやみかさ〟をテーマに1年間突き進む覚悟

ハワイ沖縄連合会の2018年度の会長に選ばれたとき、大きなプレッシャーもありました。歴代の最年少会長ということで「若いから経験がないのでは?」と思われることもありますが、若いからこそ、同年代の人を呼び入れて、人生の先輩である年配の方々とつなぎたいと思っています。

私の世代は、仕事や家庭のことで忙しく、すべてボランティアであるハワイ沖縄連合会の活動を優先させることは難しい年代だと思います。でも、若い世代こそベテランから学び、逆に若い人のエネルギーを先輩たちに感じてもらう。ハワイ沖縄連合会を、そんなコミュニティーにして発展させていきたいのです。

私自身、フルタイムで働き、それ以外の時間を50のクラブ代表とのミーティング、各イベントのプレゼンテーション、企画、準備など、4万人の会員をまとめるために日々奔走しています。そのタイムマネージメントは大変です。でも、こうした行動を見せることもリーダーシップにつながると感じています。会員それぞれがいろいろな考えを持っています。それをしっかり聞き出し、受け止めて、コミュニケーションをとっていくつもりです。

私たちの今年のテーマは〝ひやみかさ〟。みんなで一緒に元気に学んで助け合えばうまくいく。そんな意味が込められているこの言葉のごとく、1年間突っ走ろうと思います。

2015年8月に、研修で訪れた沖縄の中城城跡で研修生たちと撮った思い出の1枚

 

Courtney Kie Takara

◎1986年ホノルル生まれ。ハワイ大学で経済学を専攻し2008年に卒業。その後ハワイ大学のロースクールに進学。2015年に卒業し、弁護士の資格を取得。現在、セントラル・パシフィック・バンクに勤務。2018年1月、ハワイ沖縄連合会の会長に就任

(2018年3月1日掲載)

※このページは「ライトハウス・ハワイ 2018年3月1日」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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