日本の某有名な栄養補給食品の製
造会社が、東京の20歳〜59歳の会社員にアンケートを採りました。内容は「現在疲れを感じるか」そして「疲れの原因」についてです。
結果は、疲れを感じている人が約80%。そのうち7〜8割の人は疲労が慢性化。さらに6割弱の人は「リラックスしたくてもできない」過緊張状態にあるそうです。
疲れの原因のトップは、「職場の人間関係」が約44%。「仕事の内容」が約40%で、後に「仕事の量」「運動不足」「通勤」が続きます。約半数の人が人間関係が原因で疲れら」と続きます。経営者は、小さな一言が社員をどれだけ疲れさせているかを知らなければなりませんね。
人間関係を悪くしないために、「感謝の気持ちを伝えること」を実践しましょう。何かをしてもらったら、すぐにお礼を伝えることです。また、誰でも人からのサポートを受けているものです。やってもらっていることを「当たり前」と思ってしまっては、感謝の気持ちが消えてしまいます。「当たり前」という概念を捨てましょう。相手の目を見てはっきりと「おかげさまで助かりました」「嬉しいです」と伝えましょう。例え相手が「大したことをしてないから」等と答えると分かっていても、感謝の気持ちが伝わることに意味があるのです。
ミスやトラブルを解決に導いてくれたり、貴重な知恵を分けてもらったり、大事な事態に支えてもらったり、お世話になった相手に会ったときは、まず感謝の言葉から会話を始めましょう。相手にとって「お礼」で会話が始まるのは嬉しいものです。
感謝する心を育み、伝えることができれば、周りもより幸せになっていきます。人間関係に悩んでいる人はぜひ実践してみてください。
(2017年9月16日掲載)