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ハワイにおいての「海」「陸」での環境対策

史上初の法案、日焼け止め禁止法
7月3日、ハワイ州議会議事堂の吹き抜けの中庭にて、デビッド・イゲ知事が、サンゴ礁を含む海洋生態系の保護、人体への影響を考慮して、紫外線吸収剤「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」を含む日焼け止めの販売・流通を禁止する法案に署名しました。私もスタッフと共に式に招待され、歴史的瞬間の目撃者になれたことを光栄に思います。
イゲ知事は署名しながら、「この法案は世界中のどこにも存在せず、私たちのサンゴ、そして岩礁を守る小さな第一歩となるもの」と述べました。彼は〝宇宙で初の試み〟という表現をしていましたから、ハワイに住む私たちは、世界中の人々に啓発するという役目をいただいたのだと思います。
今回法律として成立したこの法案の執行は2021年。執行後、上記の紫外線吸収剤入りの日焼け止め製品は買えなくなり、免許を持った医師の処方箋がない限り入手できなくなります。禁止されるのはハワイ州内での販売行為なので、旅行客が持ち込む日焼け止めの利用行為自体を規制することできません。
しかし、ハワイが世界で最初に、法案を成立させた州として、環境ホルモン成分をも含む、この両化学物質の危険性や、海洋生物保護の大切さを世界に広めていければ素晴らしいと思っています。
禁止された製品に替わって、紫外線錯乱剤が入った日焼け止め、酸化亜鉛や酸化チタンが配合されたミネラル・ベースの日焼け止めが推奨されています。禁止されたオクチノキサートはUV-Bを強く防げるので、使用しないことで皮膚ガンの危険性が増すといった声もありますが、もしこのままサンゴ礁の破壊が進んでしまうと、ハワイ最大の観光資源である海を失ってしまいます。この法案を支持し、2021年まで待たずに、すでに販売されている代替の日焼け止めを率先して使用して、たくさんの人に啓発したいと思います。
ハワイ初の法案、レジ袋禁止法
そして同時期に、「新レジ袋禁止法」も執行となりました。スーパーマーケットやファーマーズマーケットの他、一般の商店やリテール店などで提供される全てのレジ袋・買い物袋が1枚15セントの微収義務となりました。マイバッグ持参による環境保護活動の活性化のためで、2020年からはレジ袋が全面禁止です。執行直後は、エコバッグを忘れたために必要であったものを購入せずに帰った人がいたりなど混乱もあったようです。中には「15セントのチャージは気にしない」と開き直った人もいるようですが、ハワイにとって重要な自然環境を守るためですから、法案の主旨をわきまえるようにしたいものですね。

(2018年8月1日掲載)

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