9割の人が大企業がやるようなビジネスを個人で始めて失敗しています。「こんなサービスをアプリで作ったら広まるんじゃないか?」「安仕入れられるので価格で勝負できるんです!」「誰もビジネスをしていないブルーオーシャンを見つけました」って言ってくるんですが、全て個人レベルでできるビジネスではありません。それなりの資本が必要です。つまり大きな投資をしないとうまくいかないビジネスなのです。お金が掃いて捨てるほどあるとか、無くなっても大丈夫な余剰資金ならいいのですが、そうでない、なけなしの大切なお金ならこのようなジャンルに投資してはダメです。
個人でビジネスをやる場合、とにかく「大きな投資が必要なビジネスはやらない」というのが基本です。以下に5つの原則をまとめたので、これからビジネスを始める人は意識してみてください。
【個人起業で成功するために守るべき5原則】
①大きな初期投資のかかるビジネスはしない
何十万ドルもする初期投資ビジネスは絶対にNGです。失敗した場合、リカバリーできません。
②粗利80%以上の高収益ビジネスをする
とにかく高収益のビジネスモデルにすること。会社は売り上げではなく利益です。
③在庫を持たないビジネスにする
起業すると自分の商品が売れる最高のシナリオしかイメージできません。実際は売れることなどほとんどありません。在庫の山を見ると気分も落ち込みます。
④コンサルなどの長期契約ができるビジネス
なるべく長期の契約を目指しましょう。安定した売り上げは長期契約を結ぶのが鉄則です。
⑤セールス、サービス提供、お金の回収まで全てオンラインで完結するビジネス
これが一番重要です。商品の販売、サービスの提供、代金の回収まで全てオンライン化できたら、世界中どこにいてもビジネスを続けられます。
個人でビジネスをやる場合は、かなりの柔軟性が求められます。この5つを守ってビジネスを始めれば必ず成功します。なぜなら、これに基づいてビジネスをしている限り、大きな初期投資をしていないので、仮に失敗してもセカンドチャンスがあるんです。
成功するまでやり続けるのが成功する秘訣です。成功した人はみんなそう言ってます。失敗しても致命的な痛手を負わないことが何よりも重要なのです。
内田 直 HUNDRED DREAMS, INC. President CEO
早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。新卒でCNNを放送する衛星放送会社に入社。2000年に楽天株式会社にECコンサルタントとして転職。3カ月でトップECコンサルタントに。楽天賞受賞。その後、楽天内で主要部署を歴任。10年勤めた後、2011年に長年の夢であるハワイへ移住。2014年にEコマースに特化したインターネットコンサルティング会社HUNDRED DREAMS, Inc.をハワイ州に設立。 定期的にEコマースセミナーやワークショップを開催中。 詳細は https://hibizmode.com
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お問い合わせ:info@hibizmode.com
※このページは「ライトハウス・ハワイ 2024年5月」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。