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~お受験嫌いなママが明かす「ここだけの話」~第266  【習い事について】

  ハワイでは子どもの習い事が盛んです。多種多様なクラスがあちこちで開催されていて、サッカー、水泳、ピアノ、フラ、公文、テニス、バスケ、フラッグフットボール、野球、バレエ、アート、ウクレレ、シアターなどが人気でしょうか。
 小学校低学年までは多くの習い事を体験させ、高学年からは得意なものに絞って極めていくことが多いですね。というのも高学年になるとお稽古の内容が本格化され、練習回数が週2日以上に増えることが多く、週末に試合なども始まるからです。車社会のハワイでは、習い事の送迎は本当に大変ですが、子どもの才能を見出して伸ばすことに、多くの親が熱心に取り組んでいます。
 とはいえ、働く親は平日の放課後に子どもを習い事に連れて行けないのが悩みでもあります。そこで一部の公立校では、校内で習い事ができるよう外部業者のプログラムを導入しています。有料ですが、放課後Aプラス(学童保育)を抜けて公文、S T E M、音楽などの習い事をすることができるため好評です。学校ごとに導入している業者が違うので、地元の小学校のホームページで確認するか、問い合わせてみてください。
 また2カ月ある長い夏休みには、日本で小学校に通ったり、旅行で非日常体験を楽しむご家庭も多いでしょう。ハワイで夏を過ごす場合は、州公園局が地域のコミュニティーセンターで主催しているサマーファンに通う子が多いですね。7週間ほどの長期プログラムで基本料金25ドル+エキストラアクティビティー料金(遠足など)100ドルと非常に良心的な値段で提供されています。先着順で申込日に満員になるので毎年行列になります。ディストリクトごとに申込日が違い、今年のディストリクト1の申込日は5月11日です。サマーファンの登録日、詳細はホームページで告知されています。https://www.honolulu.gov/dpr/summer-fun 
 他にも私立校のサマースクール、民間施設やスポーツ教室などが主催する夏の特別プログラムがありますが、料金は高額です。ホノルルマガジンやハワイペアレントなどの地元誌で毎年サマープログラムの特集が組まれるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
 さまざまな習い事がある中、単発で職業体験ができるユニークな有料プログラム『ミライハナ』が、昨年スタートしました。地元企業での体験型ワークショップを通して、子どもたちに「働く・学ぶ・つながる」楽しさを体験させたいという日本人ママが立ち上げた教育プログラムです。ハワイ版『キッザニア』ともいうべきこのプログラムでは、ラーメン作りや獣医さん体験など、ハワイに居ながらあらゆるジャンルの実体験ができます。また無料こどもフリマも開催しています。今月は人気ラーメン店の香味徳でラーメンと餃子作りが行われ、子どもたちがとても楽しんで参加していました。実際の店舗で作業することで、五感を使って本格的な学びができるのが魅力的ですね。
 ハワイには美しいビーチやトレイルがたくさんあり、自然を満喫できる素晴らしい環境がそろっています。その反面、太平洋にある島であるゆえに、文化や芸術、異文化に触れる機会が限られています。その中でいかに多くの体験を子どもたちにさせていくのかが親の挑戦です。

スピアかずこ
1964年愛媛県生まれ。大阪•京都•オレゴンで学生時代を過ごす。京都女子大学短期大学部卒業。88年ハワイに移住し結婚。ハワイの公立校で教育を受けた長女は現在アメリカ本土で大学院生、次女はハワイ大学へ通う。雑誌やウェブでの執筆活動を精力的に行っている。共著に『ハッピー•グルメ• ハワイ』(双葉社刊)

※このページは「ライトハウス・ハワイ 2026年3月」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。

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