8月18日(金)から3日間開催されている『メイド・イン・ハワイ・フェスティバル』。初日から大盛況の会場で、アーティストのクリス・ゴトウさんをインタビューしました。
ご主人がマウイ出身というクリスさん。ラハイナで火災が起きた日から涙が止まらないという彼女が、自分にできることは何かと考えたとき、一人で大きな金額を寄付することは難しいけれど、アーティストとして時間と自身の才能を使うことができると思ったといいます。
彼女は3日間、愛するマウイを想いながら3枚を描き上げました。
この絵の売り上げの100%が8月20日(日)まで限定でマウイ・ストロング・ファンド(Hawaiʻi Community Foundation )に寄付されます。
左上の両手で包まれた”LOVE MAUI”は、まさに彼女のマウイへの気持ちをそのまま表現した作品。
左下の”LĀHAINĀ FOREVER”は、歴史あるラハイナルナ高校の卒業生が毎年ハイキングで山に登ってきれいに整える「L」の文字が印象的です。クリスさんは「感傷に浸ることすらできずにいるラハイナの人たちに、彼らが日常的に見ていたこの文字、この景色を、見ていただくことで、一瞬でも心に感情が戻ってもらえたら」という気持ちで描いたといいます。
そして、右側の上下にある”LĀHAINĀ STRONG”は、市民の憩いの場であったラハイナのシンボル、バニアンツリーを描いたもの。毎日会場で購入できる数は限られていますが、クリス・ゴトウさんのウェブサイトでオーダーできます(8/20まで)。
クリス・ゴトウ MAUI STRONG DONATION
上記より、作品の購入ができます。
クリスさんは、「この小さなハワイはみんな繋がっていて、助け合っていくことが大切。企業でも、個人でも、何ができるかを考えてすぐに行動に移すことが大事だと思う」と話してくれました。
取材:ライトハウスハワイ