「目標の軸」を揺るぎないものにするには?

 前号では、新年の「目標の立て方」についてお話ししました。キッチリと立てたならば、後は自分を目標達成に向けて進ませないといけないですね。けれど、軸となる部分がグラグラしていたら、やはり壁にぶつかったときに挫折してしまいます。今回は「目標の軸」を強くする方法についてお話ししましょう。
(1)自分の創造性(Creativity)を高める
 無人自動車、無人コンビニ、SNSやインターネットの多様化…。アイフォンひとつとっても、機能を全て使いこなすのは大変です。でも世の中には、これらを使いこなしてどんどん先へ進んでいる人々がいるのです。そんな時代の中では、できない人は取り残されてしまうでしょう。そうならないために、テレビやインターネットを見たり、セミナーに参加するなどして、あらゆる創造性を取り込んでいきましょう。
 特に起業している人は、創造的な発想ができないと会社にとってプラスになりません。自分ができない場合は、人に相談をしてステップアップしないと死活問題です。社員がついてこられない場合は、教育する技を持ちましょう。ヒントトークをして、いい実例を見せてあげることです。始めから創造力がないと諦めたら、何も創り出せません。
(2)自分に自信(Confidence)を付ける
 「自信」というのは、生まれたときから持っているものではなく、訓練で身につくもの。自分がこれまでにやっていないことに挑戦したり、5までやったけど10まではやれていないことを10までやってみましょう。やらずに後悔するくらいなら、やって後悔した方がいいですよ。
 そして、自分の自信の無さを素直に打ち明けられる友人を持つことです。「もっと自信を持ちなさいよ!」と言ってくれる人がいるといいですね。小さな子どもでも、たとえ絵が下手でも「上手い!」と3回言ってあげると本当に上達するんです。だから仲間はとても大切ですよ。
(3)自分を最高値(Excellence)に持っていく
 どうせやるならExcellenceのレベルを目指しましょう! 仕事を依頼されたら、100で当たり前でも、120やって、あっと言わせるような〝一流さ〟を志すのです。ときにはそのレベルが、顧客の期待値にあっておらず、120やってもマイナス点をもらう場合もあるかもしれませんが、相手のレベルが高いなら自分が上がっていくしかありません。落ち込んでいる場合ではないですよ。社員とも討議して上手なチーム作りをしましょう。一人で達成しようと考えていても到達できないことを忘れないでください。
 とはいえ、人間は定義で生きているわけではないので、まずは、この3つが自分にあるか、目指せているかを、せめて考えることだけはしてほしいと思います。「目標の軸」をしっかり持って〝軸ぶれ〟ができるだけないようにして達成しましょう。

(2018年1月16日掲載)

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