令和5年4月29日(日本時間)、日本政府は、令和5年春の外国人叙勲受章者を発表し、この中でデービッド・ユタカ・イゲ元ハワイ州知事が叙勲されることが公表されました。同氏は、日本・アメリカ合衆国地域交流及び相互理解の促進に寄与した功績が認められ、旭日重光章を受章することとなりました。
デービッド・ユタカ・イゲ氏は、2014年から2022年までの8年間、ハワイ州知事として、姉妹都市交流を通じた人的交流、経済及び観光分野など幅広い分野で日ハワイ間の交流促進に積極的に取り組みました。同氏のリーダーシップのもと、ハワイ州は、新たに北海道及び山口県と姉妹関係を構築しました。また、沖縄県にルーツを持つ同氏は、特に沖縄県との繋がりを大切にし、クリーンエネルギーや教育等を通じた交流促進に尽力したほか、世界に広がるウチナーンチュ(沖縄県系人)のネットワークの確立及び発展を目的として1990年から5年ごとに沖縄で開催されている「世界のウチナーンチュ大会」に二度参加するなど、ハワイと沖縄の交流の深化に貢献しました。