(Photos:Linny Morris)
自分だけのパーソナルスペース。これが十分あると、人は優しくなれるという。特に、旅先ではそのパーソナルスペースが手に入りにくく、旅のくつろぎに影響する。のんびりと誰にも邪魔されず、パーソナルスペースを大事にしながら旅先で癒されたい。そんな望みを叶えてくれるのが、「エスパシオ・ザ・ジュエル・オブ・ワイキキ」(以下、エスパシオ)。
ワンフロアに3ベッドルームの客室が1つだけ。ホテル全体でも9客室だけという、これまでのハワイにはない贅沢なフロアプランを実現。プライベートが完璧に守られた究極のラグジュアリーホテルだ。
ワイキキの真ん中にありながら、その喧騒からも逃れ、静寂の世界がそこには存在する。3年の月日をかけ、モダン・コンテンポラリーに改装された客室。その扉を開けると、独自の審美眼で選ばれたインテリアが並ぶ。すべてに「最高級」を目指し、イタリアから輸入された大理石、モロッコから取り寄せた調度品や芸術品を配し、1流の名にふさわしい極上の空間が完成している。青くきらめく海を横目に、天蓋付きのふわふわのキングベッドでまどろめば、本当の癒しが得られるだろう。時間にとらわれず、ストレスから解き放たれ、思いのままに過ごすひと時。自由な自分だけの空間がここには存在する。
忘れてはならないのが、目に見えるものだけではなく、目に見えないものにも「最高級」を求めていること。バトラー(執事)サービスが充実し、彼らが24時間あらゆるリクエストに応え、細部に行き届いた心配りをしてくれる。
1室あたりの改装費がハワイ史上最高額とも言われるエスパシオ。世界中が注目する贅沢なホテルだ。
世界中から取り寄せたインテリアが落ち着きの空間を演出
窓の外の景色を引き立てるベージュを基調とした部屋。各階ごとに、客室内には淡いピンク、ブルー、グリーンのアクセントカラーがあしらわれている。8名までが滞在できるスイートタイプの客室は、リビング、キングサイズベッドを備えた3つの寝室、3つのフルバスルーム+ハーフバスからなり、3組の家族が泊まっても十分な広さだ。室温や照明、ルームサービスの注文等の操作は客室内に備え付けられているiPadで。海に面したプライベートラナイには、大型ジャグジーが設置され、いつでも誰にも邪魔されずに楽しめる。キッチンには、Thermador社とMiele社の近未来型電化製品を完備。さらにワインセラーも備え付けられているので、ワイン片手に気の合う仲間や家族と料理を作ったり、バトラーが手配する1流シェフの出張サービスを利用したりしながら、大勢でのホームパーティーも可能だ。
まるで、億万長者(ビリオネア)になった気分で過ごす私流のハワイの贅沢。世界が憧れる「ハワイの迎賓館」になるべく改装されたエスパシオを、第2の我が家として使ってみたいものだ。
贅の極みを尽くした至福のバスタイム
極上のおもてなしを約束。青く輝く海を望むラウンジ
ウエルカムドリンクのシャンパンを飲みながら、心地良いロビー兼ラウンジで、部屋に案内されるのを待つ期待のひととき。正面には青い海と人で賑わうビーチが見え、美しく植栽されたリビングウォールからは植物の息遣いが感じられる。黄金色に輝くインテリアはモロッコから空輸した1流品。そんなラウンジのイブニングタイムには、バーカウンターにワインやカクテルが並ぶ。
2452 Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815
☎ 010-1-808-564-7669 (Toll-Free)
▶ FAX:1-808-941-3770
▶ www.espaciowaikiki.com
▶ 空室・料金確認はこちら
(‘Eheu Fall 2019号掲載)
※このページは「‘Eheu Fall 2019」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。