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海の中を山の上から見て知る俯瞰して見ることの大切さ

 

 

9歳のときに初めてハワイに来て、ハワイっていい! サーフィンしてみたい! と思ったのがサーフィンを始めたきっかけです。帰国後、大阪の自宅から車で1時間ほどの場所にある和歌山県の磯の浦というサーフィンが有名なビーチで始めました。

1998年に、当時日本で勤務していたブライダル会社でハワイ支社を立ち上げることになり、ハワイに移住しました。海がこれほどまでに近い環境ですから、頻繁にサーフィンをするようになりました。あれから20年間、今も海へ通う日常です。でも海の中は非日常。波に押されて海の上を滑っていく、あの感覚は他のスポーツでは味わえないもの。その気持ち良さを1度知ってしまったら、忘れられなくなります。それを求めてサーフィンをするんです。

海に入ると、何も考えず、〝無〟の状態になります。一方で、あるときは仕事のひらめきを得られることも。販促方法などがふと思い浮かんだりするのです。

これまで何度も波に巻かれましたし、怖い思いをすることもよくあります。サーフィンは、自然に与えられた波に合わせて動くもの。自分ではコントロールできません。そんな海の中では、うまい人と初心者は一目瞭然です。でも、例えばダイヤモンドヘッドの上から見下ろすと、全てのサーファーが豆粒のように小さくて皆同じに見えます。広大な海の中では人間はちっぽけなんです。人生も同じで、壁にぶち当たったり、ピンチに陥ったりしても、長い人生の中では大したことではないことがほとんど。そんな広い視野を持っていたいですね。

やってみないとわからないサーフィンの魅力を伝えるために、最近は3歳の息子と海に行くようになりました。息子と2歳の娘が20歳になるまで、元気にサーフィンも仕事もしていたいです。足腰を強くするためにも、趣味のランニングも続けていきたいと思っています。

 

🏄‍♂️お気に入りサーフポイント

ダイヤモンド・ヘッド
自宅から近いのが1番の理由。波のコンディションが良いときは1時間でも時間があれば入りに行く

 

 

みうら・ただし◎1967年大阪府出身。高校卒業後、飲食店などを経てハワイツアーのランドオペレーター、ブライダル会社に勤務。1998年ブライダル会社のアメリカ支社立ち上げでハワイへ。2015年、TMI Enterprise LLC.(FraisVie Wedding)を創業。ウエデディング関連業務の他、各種イベントプロデュースも行う。

(2019年5月16日掲載)

※このページは「ライトハウス・ハワイ 2019年5月16日」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

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