4月16日号から環境問題について触れていますが、一体何人の人がこの問題について考え、実践しているのでしょうか? 環境問題への意識は高いけれども、残念ながら知識不足であったり、行動しない人がたくさんいるのではないでしょうか?
知識を持つことは大切ですが、それだけで終わりにせず「できることから行動していく」。その行動力が、あなたにはありますか?
行動力とは文字どおり「行動する力」。「変化を求め行動し、行うと決めたことを徹底してやり抜く能力」。「結果が出せるかは不明だが、確実に次のステップに移動する能力」。一回限りではなく、2回、3回と次へと持続する力です。行動力がなければ、その後に続く全てが成立しないのです。
何人の人が、環境問題に対して、行動力を継続しているのでしょうか?
例えば、
❶部屋や場所の照明をこまめに消す。
❷洗い物、歯磨きなどのときに水道はこまめに止める。
❸日常生活において、できるだけゴミを出さないようにする。
❹プラスチックごみ問題については、例えばカフェに行ったら、飲み物のストローを断るか、あるいは使用しないだけでも良いと思います。
私はヨーグルトランドに行ったときにくれる可愛いプラスチックのスプーンを、以前は可愛いのでもらって集めていましたが、最近は環境のことを考えて、自分のステンレス製のスプーンを持ち歩き、使用しています。
7月1日から行われている「新レジ袋禁止法」についても行動力を発揮していますか?
プラスチックごみ問題について認識、理解し、環境問題や、動植物、私たちの現在、そして次世代の人たちの未来を考えることができる、思いやりの心を持ちましょう。そうすれば〝15セント払えばいいだけ〟という考えは自然となくなるはずです。
7月3日にイゲ知事がサインしたサンスクリーン法。この新しい法律にそったサンスクリーンがどこに売っているのか考えてみましたか? 使い始めましたか?。
私が使い始めた〝合格印〟のサンスクリーンを知り、すぐ買い求めに走った知人がいますが、その方の行動力には感動さえ覚えました。
7月上旬には、西日本を中心に記録的な豪雨が発生。被害者の方は2百人を超え、未だに行方不明の方もいらっしゃるようです。ボランティア活動に行けなくても、できることはあります。私がメンバーになっているハワイ日米協会では寄付を募っています。地球温暖化により、これからこういった災害はどんどん増えていくことでしょう。
〝ハワイは関係ないわ〟では済まされないのです。地球の温暖化で、いつハワイに災害や、震災がやってくるかわからないのです。大切な家族を守るためにも、できることから行動していこうではありませんか。
(2018年8月16日掲載)