10月18日、「太平洋航空博物館パールハーバー」は、オーストラリア空軍より「ジェネラル・ダイナミクスF-111Cジェット機」を寄贈されます。
このジェット機は、1973年から2010年までオーストラリアの主要攻撃機として活躍。機首を地上に近づけながら標的を捜す特性から「ピッグ」の名で知られており、ベトナム戦争では米空軍と共に対地攻撃任務、「砂漠の嵐」作戦では爆撃任務を遂行しました。オーストラリア空軍から同館への直接寄贈は、同機で共同任務を果たしたオーストラリアと米国との同盟関係を象徴しています。
「オーストラリア空軍よりF-111を寄贈いただいたことを大変誇りに、そして光栄に思っております。世界中から訪れる来館者にお楽しみいただけるよう展示いたします」と館長のケネス・デホフ。
太平洋航空博物館パールハーバーは、アメリカの内国歳入法(IRC)の501条(c)号の第3項に規定されている非営利団体です。同館のミッションは、歴史の深いフォードアイランドに国際的に認知される航空博物館を開発・管理し、あらゆる人々へ学びを提供すること、太平洋地域の自由を守るために戦った航空士やその支援者を称えること、太平洋の航空史を守ることです。
太平洋航空博物館パールハーバー
Hangars 37 & 79, 319 Lexington Boulevard,
Ford Island, Pearl Harbor, HI 96818
開館時間:9:00am ~ 5:00pm
一般入館料:大人20ドル、子供(4~12歳)10ドル
(格納庫37(本館)と格納庫79(第2展示場)の2つの格納庫への見学を含む)
ガイド付き日本語「飛行士ツアー」:大人/子供ともに1人 10ドル (入館料別)
日本人ガイドが2つの格納庫をご案内し、太平洋における航空界の歴史のエピソードと共に、第二次世界大戦および朝鮮戦争、ベトナム戦争、冷戦で実際に使われた航空機を紹介。
(ツアー実施時間:10:00am ~ 3:30pm、所要時間:1時間 ~1時間半)
予約・問合せ
☎808-441-1000
www.PacificAviationMuseum.org/jp
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ToursJapan@PacificAviationMuseum.org