バレンタインの2月は「愛」を表現してみましょう

 2月に入ったので、バレンタインデーの由来を調べてみました。古代ローマの時代、ローマ皇帝クラウディウス2世が「士気が下がる」という理由で兵士の結婚を禁止。そんな中、バレンタイン司祭が密かに兵士達を結婚させたそうです。その結果、バレンタイン司祭は処刑されてしまったのですが、その処刑された日が2月14日なのだそうです。そして、当時のローマでは、2月14日は「家族と結婚の女神」ユノの祝日でもあったということです。
また、「愛」という漢字の成り立ちには一説には「人にものを恵む」という意味があるといいます。恵む行為とは、代償を顧みない、無償の行為。見返りを期待することなく自分以上に相手を大切に思う気持ちなんだと私は解釈しています。
実際の経験から、愛が溢れているタイプの人は「与える人」であるところが共通しています。自分が受け取るよりも先に、まず与える側に回り、見返りを求めているわけではなく、ただ純粋に「与えること」に喜びを感じている人なんです。
例えば、ドアを開けてあげたり、席を譲ってあげるなど、ごく小さなことでも、相手が喜んでくれれば、実は自分のほうが潤います。精神的に元気になれるんです。自分と他人との間に境界線を引かず「関係ある」と思えば「与える人」になれます。小さなことから始めて徐々に、自分が好きなこと、得意なことを生かして人に与えることができないかを考えてみてください。私も長年に渡って、複数の非営利団体のボランティア活動をやってきています。
仕事でも、例えばお店が開業する際には、PR会社としての業務にとどまらず、そのお店に必要なことはなんでも親身になって一緒に動くようにしています。クライアントとの関係を超える情熱と勇気が通じて、シャネルやハリーウインストンなどの大手の顧客から信頼を得てきました。
 人付き合いの究極は、無償の愛を持って接すること。見返りを求めない愛によって、人との関係が向上するのだと思います。
受け取ることしか頭にない人は、受け取ったときにしか喜びを感じないし、受け取ることだけが良いことという認識しかないと思います。しかし、与える側は与えたときと受け取ったときの両方で喜びを感じることができます。相手が喜ぶところを見て嬉しくなり、さらに自分が受け取ったときも嬉しくなるのです。
皆さんも、バレタインデーがある、この2月を機会と思って、自分ができる「愛のかたち」を自分なりに表現することに努めてみませんか。

(写真)グアム居住時、長女が6カ月のときに、愛に溢れた家族の幸せを願って撮った1枚

(2018年2月1日掲載)

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