オアフ島・夜のおすすめアクティビティ

オアフ島の夜のアクティビティ

Photo: Lester Miyashiro / Model: Madison Dorman

降り注ぐ太陽、真っ青な空に紺碧の海。そんな昼間のハワイも良いけれど…
一味違う大人なハワイ時間を楽しむのはいかが。
ロマンティックなサンセットを経て、辺りが夕闇に包まれる頃、ハワイの夜の顔が登場する。
これまでにないハワイ旅の思い出作りに、ハワイの新たな魅力に出会える選りすぐりの、夜のアクティビティを紹介したい。
 

 

グロー・パドル
~光るボードで夜の海へ ワイキキの灯りも楽しんで~

(Photos: Lester Miyashiro)

花火ショー

金曜日のツアーのクライマックス、目の前で繰り広げられる花火ショーは、見た目も音も迫力満点

ハワイと言えば、輝く太陽と青い空のもとで楽しむマリンスポーツ。しかし、ハワイの夜の魅力を堪能できるスペシャルなアクティビティーがあるのをご存知だろうか。その名も「グロー・パドル」。裏側にLEDライトを装備したパドルボードをこいで、夜の海へと繰り出すのだ。 

ツアーのスタートは夜7時頃。集合場所は、その日の風の強さなどを考慮した上で、ワイキキかアラモアナ付近のビーチが指定される。

パドルボード未経験でも、最初に乗り方のレクチャーがあり、海に出てからもインストラクターがそばについてアドバイスをくれるので安心。基本的な動きは、右へ進む時はパドルを左側に持って両手でこぐ、逆もしかり。とてもシンプルだ。 

夕日が沈み出す頃、海へと繰り出す。ゆっくりと沖へ向かう間、ボードの上に座ったままでも良し、少しスリルを味わいたいなら立っても良し。こぐ手の速さも自由。心地良い海の風を感じているうちに、心も落ち着いてくる。 

日が暮れるにつれて、パドルボードの底の光が海中をより深くまで照らし出し、魚たちが泳ぎ回るのが見える。時には魚がボードの上にジャンプして驚かせてくれる。海から眺めるワイキキの華やかなイルミネーションと、グロー・パドルの光が映し出す海の中。幻想的で静かな時間が流れる。 

もしこれが金曜日なら、さらにうれしい体験が待つ。ちょうど辺りが暗闇に包まれる頃、目の前の海上に金曜の夜恒例のヒルトンの花火が打ち上げられるのだ。人混みから離れ、波に揺られて自分だけの特等席で見上げる花火は格別。忘れられぬ夜になることだろう。 

花火の後はのんびりとビーチへ戻り、1時間強でツアーは終了。風の強さやこぎ方にもよるが、一度も海の中に入ることなく、濡れずにツアーを終えることもできる。 

光るパドルボード、きらめく夜景、幻想的な月明かり、そして間近に上がる花火…。全てが輝く贅沢な夜のマリンスポーツ、試す価値ありだ。

月明かりに照らされて花火を待つ

月明かりに照らされて花火を待つ

◎ グロー・パドル / Glow Paddle
Endless Adventures Hawaii
☎ 808-497-9049
▶ 日本語問い合わせ先:yoga@kapalili.com
▶ 営業時間:9:00am〜5:00pm
▶ 料金:金曜日の花火ツアーは1人$149、2人以上のグループで1人$120
▶ Webサイト:www.endlessadventureshawaii.com

 

フルムーンヨガ
~フルムーンの月明かりで一味違った夜のヨガ体験~

フルムーンヨガ

Photo: Yuji Ito

ハワイでヨガを楽しむ人は多いと思うが、こんなヨガはいかがだろうか。ヨガインストラクターとして活躍するShokoさんが主催する「フルムーンヨガ&メディテーション」は、毎月満月の夜にだけ開催される夜のヨガ。月明かりという言葉があるように、月の光は意外に強い。ハワイの自然の中でその光がより一層輝く。そしてパワースポットとされるダイヤモンドヘッドが一番美しく見える場所を会場に選び、満月の光の中でヨガを行う。

「ハワイの満月には浄化のパワーがあります。月に一度のリセット。慌ただしい日常生活の中で自分と見つめ合う時間を忘れがちになります。このクラスは、ヨガをするよりも自分と見つめ合う時間を持ち、ニュートラルなマインドにまで自分をリセットすることに意味があります」 

とShokoさん。ヨガのルーツであるインドでも、マイナスでもプラスでもないゼロ=ニュートラルが一番良い状態とされているのだそうだ。月に一度このクラスを受けないとリセットできないという地元からの参加者もいる。 

季節により月の位置も変わるので、ヨガをする会場はその都度、変更している。静寂に包まれる中、そこには満月と自分しかいない。そんな幻想的な世界に没頭することで、普段は出会えない自分の「ニュートラル」な状態を見つけることができるに違いない。

「日本に住んでいた頃は全く気にしなかった月の周期。ハワイに住み始めてからは、とても身近に感じるようになりました。そんなハワイ生活の中で、2年ほど前からフルムーンヨガ&メディテーションのクラスは自然に始まりました。いつしかフルムーンヨガは仲間に広まるようになり、日本からもお申し込みをいただくようになりました」 

Shokoさん自身が月のパワーを体感している。回を重ねるごとに感動が深まっていくという参加者もいるそうだ。月のパワー、一度感じてみてはいかがだろうか。

◎ フルムーンヨガ&メディテーション / Full Moon Yoga & Meditation
☎ 808-261-2453
▶ 申し込みと問い合わせ:yoga@kapalili.com
▶ 営業時間:8:00pm〜9:30pm(不定期開催)
※スケジュールは事前に確認を

 

アート・アフター・ダーク
~夜のアートイベントはトレンディーな大人の遊び場~

(Text: Yoshiko Karson / Photos: Pakkai Yim)

ステージのエンターテインメントを芝生に座りのんびり楽しむ

ステージのエンターテインメントを芝生に座りのんびり楽しむ

ハワイ最大級の美術館、ホノルル美術館の「知る人ぞ知る」夜のイベントが「アート・アフター・ダーク(ART after DARK)」。 

2004年に開始されたアートイベントは、11年間を経てトレンドに敏感なアート愛好者たちに大きな人気を集める催しにまで成長。しかし観光客にはほとんど知られていないという穴場イベントである。「当イベントでは、毎月展示テーマを変えていますので、何度来ても飽きることはありません。アート好きのお友達と集う月1度の楽しみにしていただきたいですね」と同美術館広報のリサ・グリフィスさんは話す。 

イベントは毎年1月~10月まで、毎月最終金曜日の夜に行われる。広い中庭を囲む由緒ある美術館の敷地内にDJによる音楽、バンドの演奏などのエンターテインメントや、軽食、飲物が用意されるほか、美術館内を回り展示を自由に観覧することができる。

イベントのテーマは毎回変更される

イベントのテーマは毎回変更される

イベントには主に20代後半以降のアート系やインテリ系の大人たちが多く、落ち着いた雰囲気。参加者の多くは、ホノルル美術館の運営を経済的にサポートするメンバーたちでもある。 

夕方6時の開門前から美術館前の歩道には長い列ができ始め、暗くなる頃には人手も最高潮に。パーティーの雰囲気は楽しいが、人混みで館内の移動が大変になるため、静かにアート鑑賞を楽しみたい場合は開門と同時に入場するのがおすすめ。 

ワイキキからは2番のザ・バスを利用すると美術館前で降車できる。

◎ アート・アフター・ダーク / ART after DARK
Honolulu Museum of Art
900 S. Beretania St., Honolulu
☎ 808-532-8700
▶ 営業時間:毎月最終金曜日 6:00pm〜9:00pm
▶ Webサイト:honolulumuseum.org/

 

ワイキキ・ナイト・フラ・ショー
~キアヴェの木のたもとで楽しむ生演奏とフラのステージ~

(Photos: Pakkai Yim / Halekulani)

16-001

ワイキキの名門ホテル「ハレクラニ」の海側にあるオープンレストラン「ハウス・ウィズアウト・ア・キー」。その名の通り、邸宅の庭で過ごすようなリラックスした時間が流れる。ここでは毎日、海に面したレストラン内のステージで、ハワイアンミュージックとフラのショーが行われている。 

フラを踊るのは、元ミス・ハワイの2人。カノエ・ミラーさん(写真上)とデビー・ナカネルアさん(写真下)。カノエ・ミラーさんは、30年以上ここでフラを踊り続けた邸宅の主のような存在で、日本でも公演を行うフラ界の重鎮だ。 

このレストランは、1925年に書かれた小説『チャーリー・チャン』にも登場している由緒あるレストラン。テラスにある樹齢100年以上というキアヴェの木もこのレストランの名物だ。テラス席は海に面しており、ちょうどショーの時間帯はサンセットが見もの。ワイキキの海が赤く美しく染まっていくのをバックに、見事な演奏とダンスを堪能することができる。ローカルハワイアンバンドの演奏は、英語の歌からハワイ語の歌まで、季節に合わせた曲を奏でてくれる。 

フラダンスショー優雅でしなやかなフラの踊りは、ハワイの伝統を体現する。本物のフラをカジュアルに味わえる場所と言ってもいい。エンターテイナーと観客の距離も近く、ダンサーが客席に立ち寄ってくれることも。本格的なショーに思わずため息がもれるに違いない。もちろんレストランの料理、各種カクテルはハワイでも最高品質だ。 

ショーは休憩時間をはさみ、3回行われる。ハワイアンエンターテインメントは午後5時半から音楽が始まり、6時頃からフラダンサーが入る。夜の8時から8時半頃に終了する(季節によって変動あり)。

◎ ワイキキ・ナイト・フラ・ショー / Waikiki Night Hula Show
Halekulani
2199 Kalia Road, Honolulu ハウス ウィズアウト ア キー
☎ 808-923-2311
▶ 営業時間:7:00am〜9:00pm / ショーは5:30pm頃〜8:30pm頃

 

ホノルル・シティー・ハウンツ・ウォーキングツアー
~幽霊が出る建造物を巡りハワイの隠れた歴史を知る~

( Text: Yoshiko Karson)

ハワイの歴史を見つめ続けた由緒ある 建物は、夜見ると不気味な印象も

ハワイの歴史を見つめ続けた由緒ある建物は、夜見ると不気味な印象も

米国領になる前は、独自の王国として栄えていたハワイ。特にダウンタウン周辺には王国時代に建設された数々の由緒ある歴史的建造物が今も存在し、王家の人々が暮らした地や屋敷が点在する。 

ハワイ王国が米国人に転覆されて終焉を告げ、米国領として合併された歴史は、ハワイアンたちにとっては苦々しいものである。リリウオカラニ女王がクーデター後に幽閉されていたイオラニ宮殿などの建物からは、今でもそんな無念さと悲しみが伝わってくるようだ。 

そんなハワイの別の一面を知るため夜のダウンタウンを巡るツアーが「ホノルル・シティ・ハウンツ・ウォーキングツアー(Honolulu City Haunts Walking Tour)」。ハウンツとは、「幽霊が出没する場所」という意味を持つ。そう、これはいわば「お化け屋敷ツアー」なのである。 

毎週木曜日と土曜日の夜に行われるツアーのメインガイドを務めるのは、ハワイアンのアンクル・ジョー。語り部でもある彼は、お化けに関する話が非常にうまく、聞いているだけでゾッとすること請け合いだ。 

ツアーの様子

怖がりの人にはおすすめできないツアー

「絶対にチキンスキン(ハワイの方言で鳥肌の意味)が立ちます。泣き出すまで怖がらせますよ!」とは彼の弁。ハワイの歴史に関する裏話を知りたい人や、怖い話が好きな人にはぴったりのツアーである。 

夜のダウンタウンに1人で行くのは勇気がいるが、ツアーはワイキキまで迎えに来てくれるので安心。車で行く場合は、イオラニ宮殿前などは夕方以降なら無料で駐車可能。ピックアップとドロップオフの時間も含め、ツアーの長さは約3時間~3時間半。ツアー自体の時間は約2時間10分だ。 

ツアーで回るのは、米国で唯一存在するくだんの宮殿「イオラニ宮殿」の他、州議会議事堂、アラケアとヌウアヌの各ストリート、べライゾン・ビルなど。 

堂々たる姿で建つ美しく気高いイオラニ宮殿は、どことなく寒々しく不気味な印象。「ここを、夜な夜な女王の霊が歩いていたら…」などと考えると、思わず身震いしてしまう。 

ダウンタウンの夜の帳を歩きながら、ハワイの意外な歴史ドラマやゴーストストーリーに耳を傾けたい。ウォーキングツアーのため履き心地が良く歩きやすい靴着用がオススメ。ツアーは7歳以上のみ参加可能(有料、英語のみ)。

◎ ホノルル・シティ・ハウンツ・ウォーキングツアー / Honolulu City Haunts Walking Tour
☎ 808-524-4944
▶ 営業時間:毎週木曜日と土曜日、ピックアップタイム7:00pm~(4/1~8/31)、6:30pm~(9/1~3/31)
▶ Webサイト:oahughosttours.com/

 
(’Eheu Summer 2015号掲載)

※このページは「’Eheu Summer 2015」号掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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